ソウル(韓国) 2023年6月13日 /PRNewswire/ -- 第14回DNソリューションズ国際工作機械見本市(DIMF)は、最新の工作機械技術と工作機械のデジタル化の将来の方向性を紹介するなど、大きな成功を収めて無事閉幕しました。
今回は6月5日から8日まで、釜山のBEXCOと昌原市のDN Solutions (DNソリューションズ)社星州(ソンジュ)工場で開催され、韓国、米国、中国、インド、トルコなど55カ国から4,500名の顧客を迎えて開催されたと報じられています。
DNソリューションズ社は1997年から隔年でDIMFを開催し、新しく開発した工作機械や新技術をお客様にご紹介してきました。その間、韓国国内外からのべ40,000名を超える来場がありました。
The 14th DN Solutions International Machine Tool Fair (DIMF) wraps up successfully after showcasing the future of machine tools
今年は、5軸/マルチタスク加工、高生産性オートメーション、スマート製造ソリューションといった、同社の最新技術を搭載した40の新機種を含む、計65機種が展示されました。メイン展示場となった釜山BEXCOは、オートメーション、デジタル変革、コンピュータ数値制御(CNC)、スマート工場・人工知能、環境・社会ガバナンス(ESG)、機械加工技術など6つのテーマで構成されていました。DNソリューションズは、同社最新加工技術を搭載した工作機械、さまざまな用途の荷役装置と連携した自動化ソリューション、工作機械と協働ロボット、自律移動ロボットのセルレベルにおける自動化を紹介するロボットソリューションなど、最近話題となっている多岐にわたるソリューションを紹介しました。
また、デジタルツイン技術の導入により、機械加工工場の現状や工作機械に取り付けた協働ロボット(COBOT)の操作、および自律移動ロボット(AMR)を展示するなど、来場者の関心を集めました。加えて、BLE(Bluetooth Low Energy)技術を応用したワイヤレス産業用IoT技術、ワイヤレス計測器械インターフェース技術、音声認識技術などをも紹介し、スマートマシンに不可欠な機能の技術的方向性を示しました。ESGゾーンでは、オイルミスト浄化向けのミストフリーソリューションの展示も行いましたが、これは、浄化装置の小型化を工場レベルから個々の機械工具レベルに至るまで行うことにより、モーターの消費電力を最小化し、エネルギー節減を図るソリューションです。
今回第二展示会場となった星州工場には、石油、ガス、航空といった産業向け大型工作機械モデルに特化した生産基盤が備えられました。また、航空宇宙部品産業に特化したラム型立ターニングセンター、金型加工などの用途に最適な多目的ブリッジミル、摩擦攪拌接合技術を用いた特殊用途向けマシニングセンターなど、大型部品の加工に適した大型機械も展示されました。
DNソリューションズのCEOを務めるKim Wonjong氏は、「今回の展示会では、最先端の加工技術を採用した工作機械とソリューションを紹介しました。DIMFでは、機械メーカーから統合製造技術ソリューションプロバイダーへの当社の進化をお見せすることができました。当社は、製造業における新たなデジタル変容を牽引し、継続的なイノベーションを行うだけでなく、それをどのように実践適用してお客様のさらなる成功を実現するかを示すことによって、世界最高の製造技術企業となることを目指します」と述べています。