世界のハイテク大手が先進的科学技術・イノベーションのエネルギーを結集
台北、2023年5月29日 /PRNewswire/ -- 「2023台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX 2023)」は明日(5/30)より台北市の南港第1展示ホール及び第2展示ホールで始まります。世界26か国・地域から1,000社以上が集まり、出展規模は合計3,000小間に達するこの催しには全世界から科学技術やイノベーションのエネルギーが集まります。これを歓迎するため、主催機関である中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)と台北市電脳商業同業公会(TCA)はきょう、グローバル記者会見を開き、コロナ禍後初めて海外のメディアと対面しました。
「2023台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX 2023)」は明日(5/30)より台北市の南港第1展示ホール及び第2展示ホールで開催されます。世界の技術革新エネルギーを台湾に迎えるため、主催機関である中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)と台北市電脳商業同業公会(TCA)は今日グローバル記者会見を開き、コロナ禍後初めて海外のメディアと対面しました。写真向かって左側がTCAの彭双浪理事長、向かって右側がTAITRAの黃志芳董事長。
TAITRAの黄志芳董事長は「高性能計算(HPC)によって人工知能(AI)の発展が促進された。AIの波は人類の生活に計り知れない影響を与え、私たちの生活様式を大幅かつ急速に変えている。今年の COMPUTEXでは『ともに、無限の可能性を』をテーマに、先進的な技術のソリューションがここに集まる。企業の意思決定者やスタートアップなどの起業家を魅了する、世界のベンチマークとなる科学技術のイベントになるだろう」と述べました。
台北市電脳商業同業公会の彭双浪理事長は「近年人工知能の応用技術が世界的に注目されると共に、HPCやさまざまなAI応用技術に対するニーズも高まっている。台湾は半導体産業の発展において世界的に重要な地位を占め、且つ情報通信産業にも強く、優位性を持っている。台湾企業はエンジニアが持つ高い技術力、量産能力、スムーズな出荷などを融合させることで、来場される皆様にご満足いただけるだろう」と語りました。
多彩なイベントで6大テーマをアピール
世代を超えた技術革新と業界での関心の高まりに着目し、今年のCOMPUTEXは「高性能計算」、「AI応用技術」、「次世代通信」、「超現実(ハイパーリアリティ)」、「イノベーションとスタートアップ」、「サステナビリティ」の6つを大きなテーマに掲げています。高い関心が寄せられているCOMPUTEX基調講演には、NVIDIA(エヌビディア)の創設者兼CEOの黄仁勲(ジェンスン・フアン)氏、クアルコムの上級副社長兼モバイル・コンピュート・クロスリアリティー(XR)部門ゼネラルマネジャーのアレックス・カトージアン(Alex KATOUZIAN)氏、上級副社長兼コンピュート・ゲーミング部門ゼネラルマネジャーのケダル・コンダップ氏、NXPセミコンダクターズの上席副社長兼コネクティビティ&セキュリティ担当ゼネラルマネジャーのラファエル・ソトマイヨール氏、Acer(エイサー)の董事長兼CEOの陳俊聖氏、Supermicro(スーパーマイクロ)の創設者であり総裁兼CEOの梁見後氏などが登壇し講演を行います。
COMPUTEXフォーラムでは、メタバース、半導体、サステナビリティなどのトピックを取り上げます。講師陣にはAmpere Computing、Arm、ASUS、デルタ、インテル、キオクシア、NVIDIA(エヌビディア)、NXPセミコンダクターズ、シーメンス、Solidigm(ソリダイム)、STマイクロエレクトロニクス、Supermicro(スーパーマイクロ)、TAICCA、テキサス・インスツルメンツといった業界を代表する企業のトップやエキスパートが集まり、次世代の科学技術のトレンドについて展望します。
ほかにもCOMPUTEXの開催期間中はさまざまなイベントが開催されます。専門家によるガイダンス、CPX on Air (見本市ライブ中継)、Tech'em High(バイヤー交流会)、ピッチコンテスト、スタートアップによる投資フォーラム、調達商談会などをご用意しており、グローバルな交流のプラットフォームを通じて、世界のハイテク産業の生態系と、その最先端の全貌を余すところなくお見せ致します。
COMPUTEX ESG GO! 皆が一丸となってサステナブルな未来を
脱炭素化はすでに全世界共通の目標となっています。今年のCOMPUTEXでは、サステナビリティのDNAを取り込んだ「ESG GO!」と名付けた一連のイベントを開催します。COMPUTEX フォーラムでイノベーションのサステナビリティについて議論するほか、サステナビリティに関する国際認証を得た出展企業のために特別にデザインしたグリーン・ブースのパネルをご用意。Acer(エイサー)、ASUS、BenQ、デルタ、ギガバイト(Gigabyte)、インベンテック(Inventec)、MSI、クアンタ・コンピュータなど18社がグリーン・サプライチェーンを構成していることを示す「ESG GO!」パネルを獲得しています。
このほか、Acer(エイサー)とのコラボで、サステナブル・ライフに21日間挑戦するアプリ「Earth Mission」を提供します。このアプリは、自分なりの脱炭素化行動を選び、ゲーム感覚で習慣づけるというものです。COMPUTEX開催期間中のアプリのダウンロード回数に応じて、世界中で植樹活動を行う非営利団体One Tree Plantedがアマゾンのジャングルで植樹を行うので、COMPUTEXの出展社や参観者たちが一緒になってサステナブルな未来を創造することが出来るという取り組みです。
COMPUTEX2023は台湾のハイテク産業の実力を示すだけでなく、世界の大手企業やグローバルなハイテク企業、スタートアップ、バイヤーなどとの結びつきを強固なものにし、科学技術の無限の可能性を切り開くイベントです。
当見本市に関する詳細は、以下の公式サイトをご参照ください。
COMPUTEX公式サイト: https://www.computextaipei.com.tw/
InnoVEX公式サイト: https://www.innovex.com.tw/