- 販売収益が36億米ドルで、中国企業として唯一ICISトップ10化学品流通企業リストに
- 戦略的買収後に医薬品部門に正式参入
ニューヨーク、2023年5月23日 /PRNewswire/ -- 中国トップの化学品流通企業のサンライズグループ(Sunrise Group)が、最新のICISトップ100化学品企業リストのアジア太平洋地域で10位と3位にランクインしました。 最新の金融レポートによると、寧波市を拠点とするサンライズグループの販売収益は36億米ドルとなっています。
2022年にサンライズグループは医薬品部門に参入し、ピラゾールやシタグリプチン側鎖などの医薬品の原材料や中間体の研究開発および製造を専門とする企業Taizhou Dachen Pharmaceuticalを買収しました。 Taizhou Dachen Pharmaceuticalは、5800万米ドルの年間収益をあげています。 この取引により、APIおよび中間体市場におけるサンライズグループの競争力が強化され、ハイエンドな医薬品市場に参入するための道を切り開きました。
サンライズグループは、市場の変化に素早く適応し、製品の品質、サービスレベル、サプライチェーンの管理を最適化する能力により、売上を伸ばしています。 この能力によって、2022年は前年比で販売実績が41%伸び、顧客の成長率は14%、製品の成長率は10%でした。
また、サンライズグループは倉庫および物流センターを最新化し、変化する市場での成長を反映して新しいブランドイメージをローンチしました。 サンライズグループは、世界中の価値あるサプライヤーや顧客とのコラボレーションを強化し、化学品流通産業に独自の貢献を行うことに力を入れています。
好ましくない地政学的緊張、利率の上昇、高インフレにより、2023年は中国の化学製品の輸出に問題が生じることを予想しながらも、サンライズグループは、RCEP協定やASEAN、他地域における経済成長の影響を受ける今後の市場の可能性について楽観的に捉えています。 化学品流通における専門知識を活かし、当該分野でパートナーと連携して技術革新や市場展開を進める意向です。 競争が激しい、動的な産業の課題にもかかわらず、サンライズグループはその強みを維持し、産業革新の前線に立ち続けています。