台湾セキュリティ・ソリューション・デイ in 東京: ゼロトラストを台湾の企業に託す

ゼロトラスト・アーキテクチャと台湾の情報セキュリティ企業の優れた技術に注目

東京 2023年5月22日 /PRNewswire/ -- 世界トップレベルの応用技術研究機関である台湾工業技術研究院(略称:ITRI)は、6月6日に東京で開催される「台湾セキュリティ・ソリューション・デイ」で、サイバーセキュリティの未来を見据えた出展を予定しています。 Zero Trust Architecture(ZTA;ゼロトラスト・アーキテクチャー)は、サイバー攻撃と戦うための業界標準として急速に普及しています。このイベントでは、台湾のサイバーセキュリティ企業がZTAやその他の最先端戦略を活用して企業を保護する方法について検討します。

Following the pandemic, Taiwan's InfoSec industry is actively holding international events and setting its sights on Japan as a key focus market.
Following the pandemic, Taiwan's InfoSec industry is actively holding international events and setting its sights on Japan as a key focus market.

2022年から2027年にかけて台湾のサイバーセキュリティ市場は、11.1%の高い年平均成長率を記録すると予測されており、世界の主要拠点として注目されています。 しかし、日本経済新聞によると、日本企業へのサイバー攻撃は3年間で倍増し、ハッカーは脆弱性をいち早く発見して利用しているとのことで、世界的にも日本国内でもリスクが高まっています。 このような脅威の状況に対する効果的なアプローチについて参加者を教育するため、台湾の業界リーダーが台湾セキュリティ・ソリューション・デイでサイバーセキュリティの最新動向に関するセッションを開催する予定です。

イベントへの参加は、以下のURLからご登録ください:https://forms.gle/5PkepLuitDfn5cZi8

イベントの詳細:

 開催日:202366 時間:13:0017:00
会場:JPタワー ホール&カンファレンス(東京都千代田区丸の内2丁目72 台湾のInfoSecの参加企業:LIONIC セキュリティソリューションプロバイダー、Pentium Networkテクノロジー、KeyXentic株式会社(関楗)、AuthenTrendCHTセキュリティ、Lydsec Digital TechnologyUPAS Information SecurityCyCraftAuthme株式会社、Changing Tech

ZTAで気密性の高いサイバーディフェンス

今回のイベントでは、現代のサイバーセキュリティ戦略の基礎となる「ZTA」に大きな焦点を当てます。 従来のモデルでは、信頼できる社内ネットワークがあり、そのネットワーク内のユーザーやデバイスは安全であることが前提でしたが、ゼロトラストはこの前提をなくし、徹底した検証を必要とします。

ITRI 産業科学技術国際戦略所マネージャーであるAkuei Hsu(徐富桂)氏は、次のように指摘しました。「特にリモートワーク時代における高度持続的脅威(APT)の増加に対応して、ZTAは今日のデジタル、クラウド、モバイルワーク環境に適応するための新しい強力なネットワークセキュリティ戦略として登場しました。 ZTAによって、企業は内外の脅威に対処し、リソースをきめ細かく制御し、ユーザー体験を向上させ、コンプライアンス基準に適合させることができるようになります。」

サイバーセキュリティの将来において主導的な役割を果たすと広く考えられているZTAは、米国政府がサイバーセキュリティに関する大統領令で取り入れたほどです。 同様に、台湾当局も、本人確認と金融機関の保護に重点を置いて、ゼロトラストを徐々に展開しています。

このイベントでは、世界の産業界にとって重要な課題であるサプライチェーン・セキュリティ・ソリューションも重要なテーマとして取り上げられます。

先進的な台湾のサイバーセキュリティ・エコシステム

台湾のサイバーセキュリティ産業は、主に戦略的分野の保護において、長年にわたって卓越した能力を発揮してきました。

「台湾の情報セキュリティ産業は、半導体産業のような重要な産業の機密性の高い知的財産やサプライチェーンを保護することに大きな成功を収めてきました。 台湾のサイバーセキュリティ企業が、世界中の企業から必要不可欠なデータの保護を任されるのは、こうした世界トップクラスの能力とインフラがあるからです」とHsu氏は付け加えます。

台湾に拠点を置く企業もハッカーの標的になることが多く、業界や政府は、特に半導体産業のサプライチェーンにおける情報セキュリティに特別な関心を寄せています。

サイバーセキュリティのニーズを管理するために、すでに世界中のさまざまな企業から信頼を得ている台湾の情報セキュリティ新興企業の多くは、数多くの賞や賞賛を受け、国際的な評価が確立しています。 例えば、ユーザー認証技術のリーダーであるLydsecは、2022年のSelectUSA tech competitionでサイバーセキュリティの最優秀賞を受賞しています。

さらに、ITRIが定期的に行っている台湾のInfoSec業界に関する調査では、日本が最も注目されている市場であることが明らかになっています。