タタ・コミュニケーションズ、The Switch Enterprisesの買収を完了

グローバルメディアエッジプラットフォームを活用したエンドツーエンドのライブ映像制作で、新しいエンターテインメントの世界を切り拓く

ニューヨークおよびムンバイ(インド), 2023年5月3日 /PRNewswire/ -- デジタル・エコシステムをグローバルに展開するタタ・コミュニケーションズ(Tata Communications)は、本日、完全所有の海外子会社Tata Communications(Netherlands)B.V. を通じて、The Switch Enterprises LLC(以下、The Switch)の買収を完了したことを発表します。5880万米ドル(48億6300万ルピー)の現金取引は、慣習的な調整と規制当局の承認を経て、終了しました。

タタ・コミュニケーションズは、100%子会社であるTata Communications(Netherlands)B.V.を通じて、ニューヨーク本社のThe Switch Enterprises LLCの株式100%を取得する正式契約を2022年12月22日に締結しました。

今回の買収により、タタ・コミュニケーションズとThe Switchの総合力は、イベント会場や競馬場からテレビ、モバイル機器などの様々な機器のスクリーンに至るまで、視聴者やファンにとって迅速かつ高品質で、より没入感のあるライブ映像体験をエンドツーエンドで制作および伝送できる新たな世界を切り拓くでしょう。

「リアルタイムでの没入型の動画体験は、企業にとって次のゲームチェンジャーとなるものであり、我々の専門知識を組み合わせることで、すべての人に共通の価値を創造する強力な力となるでしょう。」タタ・コミュニケーションズのチーフストラテジーオフィサー、Tri Phamは、さらにこう述べます。 「スポーツ連盟や放送局による、テンポの良い、常時接続のインタラクティブなエンターテインメントの提供を目指し、弊社はより強力なプラットフォームの準備を進めています。 The Switchのチームをタタ・コミュニケーションズに迎えることができ、大変嬉しく思います。」 

タタ・コミュニケーションズのメディア&エンターテインメント事業担当グローバルヘッドであるDhaval Pondaは、こう続けます。「タタ・コミュニケーションズとThe Switchは、ライブ制作能力、メディア&エンターテインメント業界専用のグローバルエッジプラットフォーム、エンドツーエンドのマネージドサービスを兼ね備えることで、強力な企業となることができました。 今、映像制作業界は、企業に変化をもたらし、消費者を魅了しようとするエキサイティングな時代になっています。 両社の専門知識を活用し、eスポーツのプレイ、トーナメントのライブ観戦、コンサートのライブストリーミングなど、世界中のファンに今までにない体験を提供します。 The Switchの仲間を歓迎し、彼らの今後の活躍を祈念しています。」

また、The Switchの社長兼最高経営責任者(CEO)であるEric Cooneyは、「The Switchは、米国内外の数百の顧客にライブ制作と伝送サービスを提供しているマーケットリーダーです。今回のタタ・コミュニケーションズによる買収は、当社の成長における重要なマイルストーンであり、当社の視野を広げてくれます。タタ・コミュニケーションズと一緒に、顧客の成長を加速させるとともに、視聴体験を向上させ、グローバルに展開できることをうれしく思います。」と述べています。

今回の取引完了により、The Switch Enterprisesは、タタ・コミュニケーションズのメディア&エンターテインメント事業担当グローバルヘッドであるDhaval Ponda氏の下、タタ・コミュニケーションズのメディア・エンターテインメント・サービス(MES)事業に加わります。

The Switch Enterprisesについて

ライブ映像の制作や配信の世界で、The Switchは常にオンで、常にそこにいる(always on and always there)、そして品質、信頼性および比類ないレベルのサービスで業界標準を打ち立てています。1991年に設立され、ニューヨークに本社を置くThe Switchは、約30年にわたり、世界中の視聴者とライブイベントを結びつけ、リニアテレビ、オンデマンド、ストリーミングの各プラットフォームにおいて、視聴者が望むコンテンツを複数のスクリーンやデバイスで提供しています。

The Switchの総合的な制作プラットフォームは、モバイルとリモートサービスを組み合わせ、顧客が魅力的で高品質なライブ中継を費用対効果の良い方法で、撮影、編集およびパッケージ化することを可能にします。 Switchの配信ネットワークは、制作施設と800以上の世界最大のコンテンツ制作者、配信者、スポーツやイベント会場を結び、権利者、放送局、ストリーミングプラットフォーム、メディアアウトレット、ウェブサービスをシームレスにつなぎ、世界中のライブコンテンツをオンエアしています。 詳細は、こちらwww.theswitch.tvをご覧ください。

タタ・コミュニケーションズについて

タタ・グループ(Tata Group)に属する タタ・コミュニケーションズ(Tata Communications)(NSE: TATACOMM; BSE: 500483)は、190以上の国や地域で、今日の急成長するデジタル経済を支えるグローバルデジタルエコシステムを実現しています。信頼に基づき、コラボレーションとコネクテッドソリューション、コアと次世代コネクティビティ、クラウドホスティングとセキュリティソリューション、メディアサービスによって、世界中の企業のデジタルトランスフォーメーションを可能にします。フォーチュン500にランクインする企業のうち、300社が同社の顧客であり、世界のクラウド大手の80%とビジネスを結びつけています。詳細については、www.tatacommunications.comをご覧ください。

将来の見通しに関する記述および注意事項

本リリースに記載されているタタ・コミュニケーションズとその見通しに関する特定の言葉や記述、およびタタ・コミュニケーションズの予想される財務状況、事業戦略、事業の将来的発展、インドの一般経済に関するものを含むその他の記述は、将来の見通しに関する記述です。こうした記述は、財務、規制、環境、業界の成長・動向に関するものなど、既知および未知のリスク、不確実性、その他の要因を含んでおり、タタ・コミュニケーションズの実際の結果、業績または成果、あるいは業界の業績は、こうした将来の見通しに関する記述によって明示または暗示されたものとは大きく異なる可能性があります。実際の結果、業績、成果は、このような将来見通しに関する記述と大きく異なる可能性がありますが、その重要な要因には以下のものが含まれます。タタ・コミュニケーションズのネットワークにおけるトラフィック量の増加の予測の誤り、顧客の要求を満たし許容できるマージンを生み出す新製品およびサービスの開発の失敗、音声伝送サービスを含む新製品およびサービスをサポートする新技術および情報システムの商業試験を正常に完了できないこと、同社の通信サービスの一部において価格の圧縮を安定化または回避できないこと、戦略的買収の統合の失敗、インド政府の政策または規制の変更、特にタタ・コミュニケーションズの業界に関する変更、インドの経済・ビジネス・信用状況の一般的な状況など。実際の結果、業績、成果がこのような将来の見通しに関する記述と大きく異なる原因となり得る追加的要因(その多くはタタ・コミュニケーションズの管理下にはありません)には、タタ・コミュニケーションズの年次報告書に記載されているリスク要因が含まれますが、これらに限定されるものではありません。 

タタ・コミュニケーションズの年次報告書はwww.tatacommunications.comでご覧いただけます。タタ・コミュニケーションズは、将来予測に関する記述を更新または変更する義務を負わず、またその義務を明示的に否認します。

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