WIZ.AI、ビジネスバーティカルに向けた革新的な大規模言語モデルの提供を発表

シンガポール、2023年4月28日 /PRNewswire/ -- シンガポールを拠点とするオムニチャネル型顧客エンゲージメントのAIネイティブ企業のリーダーであるWIZ.AIは本日、ビジネスバーティカル向けに調整可能な初めての大規模言語モデル(LLM)の開始を発表しました。これは、2019年の創業以来、AIネイティブ企業として絶え間なく成長を続けるWIZ.AIの新しいイノベーションとなります。WIZ.AIのソリューションは、毎日何億もの顧客との対話を自動化し、銀行・金融、保険、FMCG、Eコマース、テレコム、ヘルスケアなど多様な業界において、15ヶ国を超える200社以上の企業にサービスを提供しています。


WIZ.AI ドメイン特化型LLM

WIZ.AIの革新的なドメイン特化型LLMの発表により、AIは効率化やコスト削減の単なるツールにとどまらず、人間と技術の橋渡しをするビジネスアドバイザーとして再定義されました。ビジネスに焦点を当てたカスタムLLMを利用することで、企業は相互接続されたAIを駆使したワークフローの新しいライブラリーを引き出すことができます。これは、副操縦士としてAIが人間のそばに座り、仕事の未来を切り開くことを約束するものです。特注のLLMを持つことで、企業はAIを全面的に受け入れ、それを用いて業務に革命を起こし、産業をさらなる高みへと導くことができるのです。

世界初の企業向け大規模言語モデル(LLM

WIZ.AIのLLMは、汎用モデルとは違い、特定のビジネスバーティカルに適した設計になっています。テーラーメイドのLLMは、自動対話、タスク、インテリジェントアシスタンスに秀でており、独自のデータから得た知見を提供します。業界独自の生データを有益な情報に変え、AIが人と一緒に効果的に働くことを可能にするのです。ボットは、重大な職務に関連するタスクを特定し、専門的な援助を提供し、業務特有のプロセスを自動化することができます。

WIZ.AIによるドメイン特化型LLMは、汎用LLMにはない、以下のような数多くの重要なメリットを企業に提供するものです。

1.信頼性:WIZ.AI LLMは、専門的で正確な企業固有のLLMを企業にもたらし、頻繁に要求される情報、独自またはブランド基盤の情報を素早く更新し、最良の正確さと適時性を提供します。

2.ドメイン・フォーカス:LLMに収められているデータは、特定の業界や企業向けにカスタマイズされています。特注のLLMを持つことで、企業は社内の従業員の採用から顧客の問い合わせへの対応まで、複数のさまざまなシナリオでAIソリューションを速やかに展開することができます。

3.データの安全性を確保:WIZ.AIが独自に開発したLLMは、特定の顧客の独占物であり、データの機密性と安全性を高めています。これにより、顧客の機密情報や企業秘密を保護し、情報漏えいやセキュリティリスクを未然に回避します。

4.インテリジェンスとアナリティクス:ローカル向けにカスタマイズされたLLMは、顧客特有のビジネス・コンテキストをよりよく把握できるため、テストや音声を含む非構造化データから、より繊細な洞察を活用することができます。顧客のニーズ、市場の動向、潜在的な成長機会について、より深く認識することができます。

WIZ.AILLMが産業に与える影響:FMCGの使用事例

WIZ.AIのLLMは、それが自動化する顧客エンゲージメントに限らず、複数のレベルで産業に影響を与えることができます。例えば、FMCG業界では、WIZ.AIトークボットがより能動的なアプローチで顧客に働きかけることで、より多くの在庫管理ユニット(SKU)を売り上げることに貢献しました。LLMは、人間らしさを残しつつ受注までの会話の精度を高めることで、受注業務のための顧客訪問の工数を大幅に削減しました。 

また、受注時の確認作業においても、WIZ.AIのLLMを活用し、対話の中で顧客のフィードバックを自動的に確認し、再確認を促すことで、正確な納品を実現しています。さらに、構造化されていない対話データから得られたより深い洞察は、FMCGの顧客が製品および調達プロセスを改善することを可能にします。この包括的なソリューションは、SKUの在庫切れをなくすだけでなく、流通取引総額(GMV)を向上させることにも貢献します。

AIによる変革を後押しする

WIZ.AIは、企業をデジタルトランスフォーメーションからインテリジェンストランスフォーメーションに移行させることを目指し、AIを利用して複雑なタスクを自動化し、意思決定プロセスを改善し、AI主導の分析・洞察を統合して戦略立案や業務効率化を図ることに焦点を当てます。WIZ.AIは、モデル・アズ・ア・サービス形式でソリューションを提供することで、AIを活用した製品を幅広い規模の企業にとってより利用しやすくしています。 

「副操縦士として、AIが人間と一緒にシームレスに働く、というのが未来の働き方です。我々の独自のLLMを使用することにより、企業はAIの可能性を完全に受け入れ、プロセスに革命をもたらし、業界を前進させることができます。我々のビジョンは、カスタマイズされたAIソリューションによって、企業がより賢明な決定を下し、複雑なタスクを自動化し、有意義な洞察を得られるようにする世界を作ることです。」と、WIZ.AIのCEO兼共同創業者であるJennifer Zhang氏は述べています。

このような未来はもう手の届くところまで近づいており、東南アジアを真に変革することは間違いありません。これは、人工知能によって推進される画期的な変革なのです。

WIZ.AIの詳細について

シンガポールを本拠地とする会話型音声AIのグローバルリーダーであるWIZ.AIは、最先端のハイパーパーソナライズされたオムニチャネル型顧客エンゲージメント・ソリューションでB2Cコミュニケーションに革命を起こしています。WIZ.AIのインテリジェントなプラットフォームは、1時間に1億件以上の自動化された顧客との対話を実現し、優れた顧客サービスと高いビジネスROIを可能にしています。国際的な存在感を拡大していき、同社は15ヶ国にまたがる幅広い業界の200社以上の顧客に対してサービスを提供しています。また、顧客の60%をフォーチュン500の企業とユニコーン企業が占めています。