徐州(中国)2023年4月21日 /PRNewswire/ -- 中国の大手建設機械メーカーXCMG Machinery(徐工集団、「XCMG」、SHE:000425)は、世界各地の採掘作業やインフラ建設現場支援を強化するXE690DK採掘用ショベルカー、XDR80TE-AT自律電動ダンプカー、およびXDE240採掘用ダンプカーといった採掘用機械の新製品3台を発表しました。
XE690DK採掘用ショベルカーは、XCMGのベストセラーモデルの一つであり、最近インドネシアで発売されています。優れた効率の性能を発揮するパワフルな動力系を搭載し、安全かつ環境に優しい省エネ設計で多岐にわたる作業条件の建設ニーズを十分に満たしており、お客様により大きな価値を提供します。
2月にインドネシアで開催した製品発表会において、XCMGは合計約100台ものXE690DKを受注し、現在も新規受注が続いています。
このほど2023年度iFデザイン賞の製品部門(カテゴリー:自動車/車両)を受賞した無人電気採掘用トラックXDR80TE-ATは、運転席を完全になくし、遠隔操作と完全自律人工知能(AI)制御の2つのモードを備えています。また、視覚および音響センサー、レーザーレーダー、ミリ波レーダー、カメラといった、多彩な機能を搭載しています。完全自律走行モードでは、AI技術により、採掘作業システムの生産スケジュールに従って自動的に目的地の設定とルートの計画を行うだけでなく、自動化に関わらず他の機器との協調運転が可能です。
一方、XDE240採掘用ダンプカーは、高度な環境センサー、ナビゲーション、測位能力により採掘作業を成功させています。XDE240シリーズは、すでに完全無人化採掘車の集団運転を中国で達成しており、中国のインテリジェントな採掘建設ロードマップの基準をさらなる高みに導いています。
同社の無人採掘ソリューションは一体化デジタル採掘を構築しており、制御室が機器に作業を割り当て、車両は作業リストに基づいて目標設定やルート計算を行い、ルートの安全性評価によって自律的に障害物を回避できます。
XCMGの副社長兼XCMG Mining Machinery社の本部長を務めるCui Jisheng氏は、「採掘現場の労働条件は大きなリスクを抱える非常に過酷なものであり、「無人採掘」を構築するというアイデアは、この困難な課題に果敢に取り組むものです。当社の採掘機械装置は5Gやデジタルツインといった現在飛躍的な発展を遂げている先進技術を駆使し、無人化ソリューションの提供に向けてインテリジェント技術の時代に今まさに追いつこうとしています」と述べています。
同社は、GMTを中心とする現地ディーラーとの提携により地域市場ナンバーワンの建設機械ブランドとしてインドネシアでの販売・保守ネットワークを構築しており、1万台を超えるXCMG機材が主力級の採掘現場やインフラ建設プロジェクトでフル稼働しています。
XCMGは、露天掘り採掘向けの統合採掘ソリューションおよび大型採掘機械全般の開発を行う数少ないメーカーとして、包括的な採掘製品ポートフォリオを有しており、現在掘削から物流におよぶ全工程を網羅しています。700トン級のショベルカー、440トン級ダンプカー、35トン級ローダー、および550馬力地ならし機をはじめとする同社の主力機械は、世界各国の大規模採掘現場や建設プロジェクトで重要な役割を担っています。
Cui Jisheng氏は、「当社は、すべてのお客様に当社のスローガン「Solid to Succeed」に即した製品の提供を約束し、高まる一方の市場需要に応えるため、採掘機械とソリューションの革新的な研究開発およびインテリジェントな生産を促進しています」と述べています。
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