AACSB 未来のイノベーションビジネススクール25校を発表

8回目となるメンバースポットライトは、新たな価値を生み出すビジネススクールを紹介するプログラムです。

タンパ(米フロリダ州)2023417PRNewswire -- 本日、世界最大のビジネス教育機関 AACSB International (AACSB)は、 Innovations That Inspire(インスピレーションを与えるイノベーション) メンバースポットライトプログラムで、ビジネススクール25校を発表しました。

このプログラムは、ビジネス教育の展望を変革する先駆者としての役割を果たす、世界中の教育機関を表彰するものです。2023年は、学生、企業、社会といったすべてのステークホルダーにとって、価値を高めるビジネススクールの改革に向けた取り組みに注目しています。これらの学校は、未来の学びに新たなビジョンを定義し、ビジネス教育の価値を再活性化する道を拓いています。

産業界や地域コミュニティとの連携、研究のインパクトの再定義、生涯を通じた学習経験の向上など、時代を先駆けるイノベーションを紹介しています。例えば、次のようなものがあります。

  • ビジネスの未来はデジタルにある、南オーストラリア大学:UniSA Business(南オーストラリア大学ビジネス)は、世界的なコンサルティングおよびテクノロジー企業であるアクセンチュアと提携し、ハイレベルなビジネスとデジタルスキルを提供し、実際の業界経験に焦点を当てたオンラインBachelor of Digital Business(デジタルビジネス学士号)を創設しました。
  • アクトフォークライメート(気候のために行動する), EMLYON ビジネススクール:気候の基礎知識の理解、具体的な気候状況の説明、オーダーメイドの行動計画設計を統合し、スケール感のある気候変動管理理論を学ぶことができるコースです。
  • イノベーションと起業家精神のためのセンター iCenter、マーシャル大学:ルイスカレッジオブビジネスは、教育や研修を通じてイノベーションのベストプラクティスを普及することにより、カレッジ、キャンパス、コミュニティ全体のイノベーションをインスパイアするiCenterを設立しました。
  • ビジネススクールにおける研究グループの育成、カウナス工科大学:KTU School of Economics and Businessは、学問の縦割りを解消し、教員の研究能力を高め、学生への知識移転を促進し、国際的な認知度とパートナーシップの機会を増やすために、4つの学際的研究グループを開発しました。

AACSB会長兼CEOCaryn Beck-Dudley氏は、「ビジネス教育に対するステークホルダーの新たな要望は、ビジネス教育の取り組みの再構築を必要 としており、2023年度の選抜は、ビジネススクールの新たな前進の道を示しました」と述べています。「知識の共創、新しい手法の学習、教育アクセスの拡大などのイノベーションを活用することにより、ビジネススクールは市場の期待に応え、企業、学習者、社会にとって価値を高めています。」

8年目となるInnovations That Inspireは、教育、研究、コミュニティへの参加、起業家精神、リーダーシップ、多様性と包摂に対する先進的なアプローチを例示する、214のビジネススクールの取り組みをご紹介してきました。2023Innovations That Inspireメンバースポットライトプログラムのサポートは、イリノイ工科大学スチュアートスクールオブビジネスから提供されます。

考察と事例の詳細は aacsb.edu/innovations-that-inspireでご覧ください。

AACSB Internationalについて

1916年に設立されたAACSBは、世界最大のビジネス教育機関であり、教育者、学習者、企業を結びつけ、次世代の優れたリーダーを育成しています。100以上の国と地域で活動しているAACSBは、ビジネス教育界へのエンゲージメントを促進し、イノベーションを加速させており、大きな影響力を持っています。より良い社会のためにAACSBがどのようにビジネス教育を変革しているかは、aacsb.eduをご覧ください。

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