オムディアの調査によると、急成長するデジタルコンシューマーサービス市場の価値が2027年までに5130億ドルに

ロンドン、2023年4月11日 /PRNewswire/ -- デジタルゲーミング、オンラインビデオ、メッセージングアプリ、スマートホーム、デジタルミュージックといった新しいカテゴリが急速な成長を見せ、オムディア(Omdia)の新たな調査では5年間の年平均成長率が5~21%になると予測されています。 モバイルデータ、有料テレビ、ブロードバンドなどの確立された通信サービスよりも価値は小さいですが、このような急成長中の市場は2027年までに5130億ドル規模になり、デジタルゲーミングとオンラインビデオが最大の分野になると予想されています。

Consumer digital revenue opportunity vs. integrated service provider relevance 2022-27
Consumer digital revenue opportunity vs. integrated service provider relevance 2022-27

オムディアのデジタルコンシューマーオペレーター戦略、プリンシパルアナリストのJonathan Doran氏は、次のように述べています。 「サービスプロバイダーは、通信コンシューマービジネスの継続的な成長を実現するために、データの先を見据え、隣接するデジタル市場へと活動を広げる必要があります。 多くの企業がすでにテレビやオンラインビデオエンターテイメントに投資していますが、通信事業者が模索できる急成長市場は他にもあります。 市場での成功と金融リスク緩和のバランスをとるために、各サービス分野に適した市場進出戦略とビジネスモデルを採用することが欠かせません。」

通信事業者にとって大きな未来の可能性を持つ他の分野には、eヘルスや金融サービスなどがあり、複数の主要プレイヤーはすでにそれら分野への投資を開始しています。 SKテレコム(SK Telecom)は3400万人以上のアクティブカスタマーがいる韓国の最も人気があるオンラインストアを所有し、ボーダコム南アフリカ(Vodacom South Africa)のVodaPayサービスには110万人以上の月間アクティブユーザーがいます。

ただし、どの成長分野でもグローバルテックジャイアントのGoogle、Amazon、Meta、Appleなど、ハイパースケーラーとの競争を経験することになるでしょう。 「多くの分野で、通信事業は真っ向から競争を挑むことは非現実的であり、そうしたプレイヤーとのパートナーシップを築くことが実利的であるだけでなく、自身の製品やブランドを強化することにもなることを受け入れいる必要があります」と、Doran氏は述べます。 「オムディアのデジタルコンシューマーオペレーター戦略ベンチマーク(Digital Consumer Operator Strategy Benchmarkは、より多くのサービスプロバイダーがパートナーシップを含め、積極的に任意のサービスエリアに投資するほど、市場に大きな影響力を持つようになり、ひいては市場全体の収益を占める割合が増えることを示しています。」

未来のデジタルサービスロードマップの作成にあたってサービスプロバイダーをサポートできるよう、コンシューマー通信事業者の機会の数値化 - 2023年(Quantifying the Consumer Telco Opportunity 2023は、オムディアの関連データツールや各オペレーターのケーススタディから導かれた分析やインサイトを提供する詳細なレポートとなっています。

▽OMDIAについて
Informa Tech傘下のOmdiaは、テクノロジー調査・アドバイザリーグループである。同社はテクノロジー市場に関する深い知識と実用的な洞察を組み合わせ、企業がスマートな成長の意思決定を下すことを支援する。より詳しい情報はwww.omdia.com を参照のこと。

▽メディア問い合わせ先 
Fasiha Khan / T: +44 7503 666806 / E: fasiha.khan@omdia.com

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2050555/Consumer_digital_revenue_opportunity_vs__integrated_service_provider_relevance_2022_27.jpg?p=medium600