保定市発(中国)発 2023年4月7日 /PRNewswire/ -- GWM(長城汽車)は3月30日に2022年年次報告書を発表しました。GWMの2022年度総営業収益は1,373億4000万元でした。上場企業の株主に帰属する純利益は82億7000万元で、前年比で22.90%増となりました。
2022年、GWMはインテリジェントで新たなエネルギーの変革ペースを加速させて製品の潜在力と市場の勢いを解放し、健全かつ持続可能な財務状況を維持しました。また、新エネルギー、インテリジェンス、グローバリゼーション、システム変革の分野においても進歩を遂げました。
2023年、同社は引き続き技術開発を基礎に、また世界規模での発展を翼として、「より環境に優しく、より高く、より安全に」という新エネルギー宣言を堅持し、誠実さとまごころを車作りの本質とし、コア技術を競争の本質に据えて主導的立場を与え、技術によってあらゆる人に平等な権利を実現させるでしょう。
GWMは業界のインテリジェント化と新エネルギー革命を背景に、科学および技術革新の強化を継続的に行っています。同社は2022年度中に前年比34.34%増となる121億8000万元を研究開発に投資しましたが、これは総営業収益の8.87%を占めています。同社は引き続き研究開発力を強化し、技術革新で基盤を固め、コアな競争力をさらに高めていくとしています。
GWMはエネルギーとインテリジェンスの二大分野において、産業チェーン全体にわたるフラットかつネットワーク化された分散型レイアウトを完成させた、中国唯一かつ世界で2社しかない自動車会社です。さまざまな種が相互作用し、絶えず進化する森のエコシステムを確立することで完全な産業レイアウトを形成し、コア技術の独立制御および組織系統の効率的な連携を達成しました。
また、新エネルギー分野においては、複数の技術ルートにより、ハイブリッド、純電気、水素エネルギーの並行開発戦略を確立しています。同社は、「太陽光発電+分散型エネルギー貯蔵+集中型エネルギー貯蔵」という業界を牽引するエネルギーシステムを構築し、「太陽エネルギー-バッテリー-水素エネルギー-車両力」というバリューチェーン全体の構成を完成させています。
このほど発表した新インテリジェント四輪駆動ハイブリッド技術「Hi4」は二軸配分による3つの動力源を持つ「新構成」であり、「新機軸」となるiTVCインテリジェントトルクベクトル制御系、および電気機械結合式トランスミッション系統の「新たな高み」を実現するものです。この技術は、新発売の新エネルギーモデル「HAVAL」で初めて採用されるものであり、同社は2024年までに四輪駆動における新エネルギー分野の全商品群への本格的な普及を予定しています。
今後、ますます激化する市場競争のなか、GWMが目指す森のエコシステムはその力を発揮し、新たなシーケンス、新たなチャネル、新たなモデル、新たな技術、新たな製品でインテリジェントな新エネルギー分野の包括的な展開を行い、製品構成を絶えず改善することで消費者の多様なニーズに応えていきます。