マサチューセッツ州ケンブリッジ, 2023年3月7日 /PRNewswire/ -- がん、心臓病、および脳卒中の治療において日本有数の医療機関である埼玉医科大学国際医療センターは希少疾患、治療、アウトカムをより理解し、患者さんにより多くの臨床試験の機会を提供するために、グローバルリアルワールドデータを活用したTriNetXネットワークに加入いたしました。
埼玉医科大学国際医療センター名誉院長で埼玉医科大学専務理事の小山勇氏は、「新しい治療法は、様々な背景を持つ患者集団において時に予期せぬ結果をもたらすこともあります」と述べています。「そういった治療法や治療結果に関するリアルワールドデータを国際的な見地で共有することが重要であり、これこそまさに TriNetX が埼玉医科大学の研究者や TriNetX ネットワークの他の研究機関にもたらすものです」。
TriNetXは、新しい治療法の開発を加速するためにリアルワールドデータを用いた研究を推進する医療機関とライフサイエンス企業で構成される最大かつ最も急成長している共同研究ネットワークです。TriNetXは、リアルワールドデータ活用の環境を世界中のコミュニティに提供することにより、プロトコルデザインの改善、治験業務の合理化、安全性シグナルの改善、リアルワールドエビデンス生成に貢献しています。
埼玉医科大学国際医療センターの佐伯俊昭院長は、「当院の医療システムの最も重要な価値の一つは、常に患者さんの利益を第一に考える徹底的な患者中心の医療です」と話します。「TriNetXは、臨床・観察研究におけるリアルワールドデータの二次利用の分野で世界をリードしており、当院と世界中の医療機関を、そしてそれぞれのリアルワールドデータを効果的に繋ぐにあたって最高の立場にあります」
TriNetXの日本カントリーマネージャーの若林昭吾は、「埼玉医科大学国際医療センター様を我々のネットワークに迎えることができ、大変嬉しく思います。 埼玉医科大学の研究者の方々がリアルワールドエビデンスを生み出し、また患者さんのために臨床試験の機会を増やすことに貢献できることを楽しみにしています」と述べています。
TriNetX, LLCについて
TriNetXは、新しい治療法の開発を加速するためにリアルワールドデータを用いた研究を推進する医療機関やライフサイエンス企業のグローバルネットワークです。HIPAA、GDPR、LGPDに準拠したEHR、データセット、コンサルティングパートナーシップのセルフサービスプラットフォームを通じて、TriNetXはリアルワールドデータの力を世界中のコミュニティの手に届け、プロトコルデザインの改善、治験業務の合理化、安全シグナルの改良、リアルワールドエビデンス生成を実現します。詳細については、TriNetXのウェブサイトwww.trinetx.com、Twitterで@TriNetXをフォローしてください。
埼玉医科大学国際医療センターについて
世界最高水準の病院作りをめざす中で、地域医療を大事にしながら、同時に日本の医療の進歩に貢献してきました。『患者中心の医療』は、私たち病院の最も大切にしている価値であります。つねにヘルスケアの中心は患者さんであり、その家族であり、地域および社会の人々だと考えています。当院は、がん、心臓、脳卒中のいずれの部門においても日本で有数の症例数を誇る病院となりました。さらに、質向上にも積極的に取り組み、平成27年2月には国際的な病院機能評価であるJCI(Join Commission International) の認証を国内の大学病院では初めて取得し、更新を続けています。今後も、医療の質の向上と安全をたゆみなく追及するとともに、新型コロナウイルス感染症や大規模災害などの非常時も含めたあらゆる状況においても、患者さんおよび地域の人々に信頼される医療機関を目指していきます。詳しくは、埼玉医科大学 https://www.international.saitama-med.ac.jp/en/ をご覧ください。
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(857) 285-6038
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埼玉医科大学国際医療センター
事務部総務課 武久秀夫
電話番号 042-984-4128
メールアドレス take39@saitama-med.ac.jp
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