OpenLight、コンポーネントテストを加速する最初のプロセス・デザイン・キット(Process Design Kit)サンプラーの発売を発表

新製品で、ラボ試験の柔軟性を提供し、PIC設計の精度を高めて市場投入までの時間を短縮

カリフォルニア州マウンテンビュー, 2023年3月3日 /PRNewswire/ -- プロセス技術に精通し、フォトニック集積回路(PIC)のアクセシビリティを高めるために、オープンライト(OpenLight)本日、プロセス・デザイン・キット(PDK)サンプラーの一般提供を発表しました。PDKサンプラーは、OpenLightの標準PDKコンポーネントなどの、独自のダイレベルPICであり、お客様は自社のラボでPDK要素を包括的にテストして、モデル検証、PH18DAテープアウトで、初回パスを成功させることができます。コンポーネントには、OpenLightのヘテロジニアス・レーザー、光増幅器、100G PAM4 EAM変調器、およびタワー(Tower)のPH18DAプロセス上のその他のアクティブおよびパッシブ・コンポーネントが含まれます。


OpenLight PDK Sampler

この新規のプロセス技術の採用には、多くの場合、急こう配の学習曲線が必要であり、特にシリコン・フォトニクス分野の最近の進歩で、お客様にとって課題となることが多くなっています。この最新の業界オファリングでは、カスタムPIC設計をテープアウトする前に、直接ラボデータを取得することで、お客様が個々のPDK要素をすばやくテストできるようにするための方法を提供します。自社のラボでPDKコンポーネントをテストできるため、お客様はTower PH18DAプロセスに対する信頼を高め、PICを光学的および電気的にプローブできます。

「タワー・セミコンダクターで利用できる、この「オールインワン」のPICにより、お客様は当社のオープン・プラットフォームを通じて利用可能なすべてのPDKコンポーネントをサンプリングするための、より良い視点を得ることができます」とOpenLightのCEOであるアダムカーター博士は述べています。「OpenLightの使命は、業界が適切な設計ツールを利用できるようにし、様々な市場やアプリケーションでPICの大規模な使用を促進する最初の企業になることです。パワフルなPDKサンプラーで、次世代設計への道を開くことを楽しみにしています。」

「OpenLightは、タワーの既存のオープン・ファウンドリー製品を補完し続けています」と、タワー・セミコンダクターのアナログ・ビジネスユニットのシニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるマルコラカネリ(Marco Racanelli)博士は述べています。OpenLightのパートナーの、このような動きにより、TowerのPH18DAプロセスが双方のお客様にとって、よりアクセスしやすくなり、お客様が当社のテクノロジーを最大限にご活用いただけるようになります。」

OpenLightは、2022年6月に独立した企業として創設され、ヘテロジニアスに統合されたIII-Vコンポーネントを備えた、世界初のオープン・シリコン・フォトニクス・プラットフォームを発表しました。同社は、昨年11月にPDKの一般出荷を発表しました。 

OpenLight PDKサンプラーには2つのPICが含まれています。最新の在庫状況と価格についてOpenLightに関するお問い合わせや、info@openlightphotonics.com詳細については、https://openlightphotonics.com/.をご覧ください。

オープンライト(OpenLight)について

オープンライトは、数十年にわたるフォトニクス設計の経験を有しています。当社の経営陣とエンジニアリングチームは、テレコム、データ通信、LiDAR、ヘルスケア、HPC、AI、光コンピューティングのアプリケーションの設計の性能、電力効率、信頼性を改善するために、レーザーを統合した世界初のオープンシリコンフォトニックスプラットフォームを提供しています。200を超える特許を持つオープンライトは、これまで到達できなかった場所に光学ソリューションをもたらし、これまで不可能だった技術やイノベーションを可能にしています。同社は、カリフォルニア州サンタバーバラに本社を置き、シリコンバレーにオフィスを構えています。詳細は、www.openlightphotonics.comをご覧ください 

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2012653/OpenLight_PDK_Sampler.jpg?p=medium600