InnoLightがOFC 2023にてプラガブル光トランシーバー、1.6T OSFP-XD DR8+と低消費電力の800G光トランシーバーのデモを実施

中国蘇州および米カリフォルニア州サンタクララ、2023年3月3日 /PRNewswire/ -- データセンター光学機器をリードするInnoLight Technology(イノライト・テクノロジー)は、カリフォルニア州サンディエゴで開催される「OFC 2023」(ブース番号4115)で、プラガブル光トランシーバーの新しい業界ベンチマークを設定する1.6T OSFP-XD Dr8+のライブデモンストレーションを行うことを本日発表しました。 

OSFP-XD DR8+モジュールでは、レーンあたり200Gという最先端の光技術と業界をリードするデジタル信号処理技術が結び付けられています。このモジュールにより、0~70℃の温度範囲、23W未満の低消費電力、2kmの距離で、最大1.6Tbpsの伝送速度を実現します。

「InnoLightの1.6T OSFP-XD光トランシーバーは、プラガブル光学系が既存のデータセンターインフラを変えることなく帯域幅容量を倍増するというムーアの法則を、引き続き実現していることを証明しています。当社の1.6T光学系は、1Uラック構成で51.2Tのスイッチスループット容量が可能です。これは、InnoLightの先進的な200G光プラットフォームと実績ある100G SerDesのエコシステムを活用して、低リスクで実装しやすく、費用対効果の高いソリューションを提供して、帯域幅拡大を促進します。」とInnoLightのCMOであるOsa Mok氏は述べます。

また、低消費電力の800G光通信に対するお客様のご要望にお応えするため、InnoLightは、5nm DSPと先進シリコンフォトニクス技術に基づく第2世代の800Gモジュールのデモンストレーションも実施します。  InnoLightは、OFC 2023において、0~70℃で14W未満の低消費電力の800G OSFP DR8+と2xFR4光トランシーバーを展示します。

OFC 2023においてはまた、400G ZRおよび400G ZR+ QSFP-Dコヒーレントトランシーバーの一般提供が発表されました。InnoLightの400G ZRおよびZR+トランシーバーは、QSFP-DD MSA、CMIS、およびOIF OpenZR plus規格に完全に準拠しており、また最大500kmの伝送に対応できます。この400G ZR(+)QSFP-DDコヒーレントトランシーバーはまた、OFC 2023のOIF 400ZR Interoperability Lab(相互運用性ラボ)でデモンストレーションされます。

InnoLightについて

InnoLightは、次世代ネットワークの急速な帯域幅拡大を可能にする高速光トランシーバーの設計、製造、販売を行っています。InnoLightは、生産拠点を蘇州、台湾、およびタイに持ち、また研究開発・販売拠点を米国、カナダ、中国、シンガポール、および欧州に置き、グローバルに事業を展開しています。InnoLightのソリューションには、優れた技術性能、魅力的なバリュープロポジションのほか、市場投入までの時間的優位性があり、次世代データセンターネットワークの持続的成長に欠かせないものです。詳細は、www.innolight.comをご覧ください。