ファーウェイが業界初のエンドツーエンドOSUの製品ポートフォリオを発表、産業向けの信頼性の高い光通信基盤を構築

【バルセロナ(スペイン)2023年3月2日PR Newswire】ファーウェイ(Huawei、華為技術)はMobile World Congress(MWC)2023の期間中、第5世代固定ネットワーク(F5G)上で稼働する業界初のエンドツーエンド光サービスユニット(OSU)の製品ポートフォリオを発表しました。この製品ポートフォリオは、エネルギーや輸送などの産業向けの信頼性の高い光通信基盤を構築します。


ファーウェイのVincent Liuグローバル・エンタープライズ・ネットワーク・マーケティング&ソリューション・セールス部門プレジデント

エネルギーや輸送などの産業は、経済成長や生活の質の向上に欠かせません。生産システムの基本構成要素である通信ネットワークは、これらの産業を支える安全性と信頼性を備えている必要があります。産業のデジタル化は深化しており、送電線の自動検査、スマート配電、高速道路のインテリジェント監視、インテリジェント料金所などの新サービスをサポートするには、より広い帯域幅の生産通信ネットワークが必要になります。

ファーウェイのVincent Liuグローバル・エンタープライズ・ネットワーク・マーケティング&ソリューション・セールス部門プレジデントは「第5世代のネイティブ・ハードパイプ(NHP)技術である光サービスユニット(OSU)を使用することで、ファーウェイはエンドツーエンドのNHPネットワークソリューションを開発し、バックボーンネットワークからアクセスネットワークまでエンドツーエンドのOSU製品ポートフォリオを発表しました。このソリューションは、生産管理サービス、リアルタイム制御サービス、統合データサービス向けに安全性、信頼性の高い光通信基盤を提供します」と語っています。

ファーウェイのエンドツーエンドOSU製品ポートフォリオには、OptiXtrans E9600/E6600シリーズのフルアップグレード光トランスポート装置、OptiXaccess EA5800シリーズの光アクセス装置、新たに発売された産業用CPE装置OptiXstar E810、インテリジェントタイミングIoTゲートウェイOptiXstar T823E-Tが含まれています。

ファーウェイのエンドツーエンドのNHPネットワークソリューションには、以下のような特徴があります。

*エンドツーエンドのネイティブ・ハードパイプを使用した生産セキュリティーの保証:時分割多重化(TDM)技術により、バックボーン層からアクセス層までOSUネイティブ・ハードパイプを使用してサービスを分離し、サービス間の干渉やブロッキングをゼロにしています。これで生産サービスの安全性と信頼性が保証されます。

*未来志向の超高帯域幅の提供:ライブネットワークで主流の同期デジタル階層 (SDH) 技術がサポートしているのは10Gbit/sまでの帯域幅ですが、OSUでは1波長あたり最大800Gbit/s、1ファイバーあたり最大96Tbit/sの帯域幅を提供しており、デジタルサービスやインテリジェントサービスを加速させることができます。

*上位互換性で従来型サービスを継承:ファーウェイの6 in 1光トランスポートプラットフォームは、ライブネットワーク上のパルス符号変調(PCM)、プレシオクロナス・デジタル階層(PDH)、SDHサービスと完全に互換性があります。この互換性により、既存のサービスシステムの持続的開発が可能になり、投資コストも削減されます。

*一元管理によるバックボーン運用・保守の簡素化:OSUサービスは、運用・保守の効率を50%向上させます。ワンクリック・サービスプロビジョニング、ワンクリック故障点標定、バックボーンネットワークからアクセスネットワークまでネットワーク全体のサービスの可視化・管理をサポートします。

ファーウェイのNHPソリューションは、エネルギーや輸送業界で幅広い評価を得ています。世界80以上の国・地域の顧客に導入され、産業向けの信頼性の高い光通信基盤の構築に貢献しています。ファーウェイのNHPソリューションの詳細については、https://e.huawei.com/en/solutions/enterprise-optical-network/industry-optical-transport-network を参照。

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