ファーウェイが中・東欧最大級の再生可能エネルギーシステムに技術を供給

【クレチェフ(ポーランド)2023年3月2日PR Newswire】太陽光と風力のプラントを組み合わせた総容量205メガワット(MW)の中・東欧最大級のハイブリッド発電所がポーランドで建設されます。毎年、10万を超える世帯に電力を供給し、160トン近い二酸化炭素(CO2)排出を削減します。このプラントの技術的インフラストラクチャー開発で、ファーウェイ(Huawei、華為技術)は710基のストリングインバーターと23基のスマート変圧設備を供給します。ハイブリッド発電所はウィエルコポルスカ県クレチェフの廃坑跡に建設されています。


廃坑跡のクレチェフ太陽光・風力発電所は中・東欧で最大級の再生可能エネルギー団地となり、このように大規模に太陽光・風力技術を組み合わせたポーランド初のプロジェクトです。第1期は最大出力193MWpの太陽光発電プラントと12MWの風力発電プラントの建設となります。この投資の一環として、ファーウェイは太陽光発電プラントの重要部分である23基のスマート変圧設備と710基のインバーターを供給します。予定年間発電量は太陽光が約222GWh、風力が約47GWh。クレチェフのハイブリッド発電所は10万世帯超の電力需要を供給できます。

「ファーウェイは過去数年、一貫してスマート太陽光ソリューションによる近代的電力開発に携わってきました。当社の技術がクレチェフのハイブリッド発電所のような重要プロジェクトでポーランドの脱炭素化変革(GX)を積極的に支援できることをうれしく思います。 これは、ポーランド経済の全面的な脱炭素化と社会全体へのグリーン、クリーンで費用効果の高いエネルギー供給に向けた非常に重要な投資です」と、ファーウェイ・ポーランドのRyszard Hordynski戦略・広報部長は語っています。

クレチェフ太陽光・風力発電所の投資家は Lewandpol Group、資産管理者はErgyで、Electrum Groupが総合建設、Renediumが有効電力・無効電力調整機の実装 を担当します。

「これはポーランド経済の脱炭素化に向けた戦略的に重要なプロジェクトです。サプライチェーンに関与するサプライヤーと請負業者は、発電所の建設中とその後の有効性と信頼性を確保するために、慎重に選ばれました。最良のサプライヤーと協力することになると確信しています。これには、高性能インバーターの信頼できるサプライヤーとしてポーランド市場ですでに知られているファーウェイも含まれます」と、ErgyのMarcin Kuprel最高経営責任者(CEO)は述べました。

ファーウェイは、デジタル技術とパワーエレクトロニクス技術での同社の優位性を活用し、太陽光発電、蓄電、クラウド、人工知能(AI)技術の同社の確立されたデジタル技術の統合を革新しています。同社は発電の送電、流通、消費の3主要シナリオに対応するインテリジェントな 太陽光発電(PV)・蓄電ソリューション: ユーティリティ規模のスマートPVソリューション、商用・産業用(C&I)スマートPVソリューション、住宅用スマートPVソリューション-を提供します。 これらのソリューションは、太陽光発電所の耐用期間中にわたる均等化発電原価(LCOE)を削減、グリッド形成性能を改善し、太陽光発電を主要電源にしています。

「当社の事業パートナーによるインバーターとスマート変圧設備の選定は、当社技術の高品質と信頼性の最良の証明となります。クレチェフ太陽光・風力発電所の投資は、ハイブリッド発電プラントのさらなる開発の重要な要素となるだけでなく、全体的な事業協力の長年の集大成でもあります。当社製品に対する事業協力者、Ergy、Electrum、投資家のLewandpolの信頼は誇りを与え、排出のないエネルギー源開発の目標に向けたさらなる努力への刺激をもたらします。ファーウェイのインバーターがすべての太陽光発電用インバーターの中でポーランドの無期限必須認証を初めて取得したことは、注目に値します」と、ファーウェイ・ポーランドのPawel Strzalkowskiデジタルパワー上級アカウント担当者は付け加えました。

クレチェフ太陽光・風力発電所の太陽光部分の建設にはElectrum、Jinko Solar、Budmat、Tele-Fonika Kableが参加しています。