ロンドン、2023年2月14日/PRNewswire/ -- オムディア（Omdia）のTV & OEMインテリジェンスサービス（OEM Intelligence Service）によると、世界トップの韓国と中国のTVメーカーによる液晶TVパネル受注の需要が回復傾向にあるようです。 Omdiaは、50インチ以上の画面サイズ焦点を当て1億6,140万台に到達するか、前年同期比8％増に達すると予想しています。また、2023年第2四半期には前年同期比19％増の力強い回復が見込まれると見ています。 この2023年の購入計画が実現すれば、市場は2020年の購入量のピークレベルに戻るため、過去4年間の平均より3%高い水準となります。
South Korean and Chinese top-5 TV makers' LCD TV panel purchases 2021-23
好調な市場を背景にサムスンエレクトロニクス（Samsung Electronics）とLGLエレクトロニクス（LG Electronics）は、2023年のパネル需要が2022年のような14年ぶりの低水準から前年比22％増と急増する可能性があるとして、積極的な購入量計画を開始しました。
中国のトップクラスのTVメーカーは、中国市場の再開により確立された大型TV生産計画が実行され、特に北米での世界市場シェアを獲得・拡大したため、22年第3四半期～22年第4四半期のパネル購入量は過去最高を記録しました。 Omdiaのディスプレイ研究プラクティスのチーフアナリストであるデボラ・ヤング氏は、「中国のTVメーカーは、ブランドやメーカーのビジネス機会を確保するために、供給過剰の市場に低価格パネルを戦略的に補充する傾向がある」と述べています。 「2023年に向けて、中国のテレビメーカーは購入量を増やすと予想されますが、第1四半期は比較的弱い需要で、第2四半期から需要が上向き、後半から季節的に需要が急増します」。
「2023年以降、世界のTVメーカーや仕入先メーカーはパネル発注量を増やし、新しい買い替えサイクル、特に大型TVの買い替えが始まると予測されます。 多くのエコノミストが2023年の結果をすべて否定的に予想しているにもかかわらず、トップクラスのテレビメーカー、特に中国の大手メーカーはテレビ事業、特に50インチ以上のカテゴリーについて楽観的です。それが液晶テレビパネル市場を支援することになる」とヤング氏は締めくくっています。
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