長沙市(中国)発 2023年2月10日 /PRNewswire/ -- トルコ南東部で2月6日の現地時間午前4時、マグニチュード7.8の地震が2度発生し、多くの人命と財産が失われました。この報に接したZoomlion(ズームライオン)社は、直ちにパワーショベルと救助隊を深刻な被害を受けたハタイ県に派遣しました。
現場に最も早く到着した中国隊として、ズームライオンは既に30時間以上にわたり闘いを続けています。現地時間2月8日午後3時の時点でズームライオンの救助隊は逃げ遅れた20人以上の救助を支援したものの、未だ懸命な捜索と救助が行われています。
地震発生後、ズームライオンのトルコ法人は会社の指示に従い、直ちに専門の修理技術者とオペレーターを擁する救助隊を派遣し、電気毛布、救急薬品、食料など被災地で緊急度の高い資材と、先発隊としてパワーショベル5台を率い、夜の間に被災地ハタイ県へ向けて出発しました。2月7日の現地時間12時30分頃には被災地入りしたことで、中国隊としては最も早い到着となりました。
被災地では、ズームライオンのパワーショベル5台が手分けして救助活動を行いました。建物の倒壊、損傷、ひび割れがいたるところで見られました。当初の救出活動においては、停電によって一部の専門的な破砕機が使用できなかったために作業は困難を極めました。下敷きになった人を傷つけないため、隊員はハンマー、千枚通し、シャベルなどを使用して手作業で掘り進み、最初の一人の救出に3時間以上を要しました。
「当社の救助隊とパワーショベルは、到着後直ちに、倒壊した6階建てのビルに閉じ込められた人々の救助に参加しました。救助活動に参加したズームライオンの修理技術者Yu Ke氏は、「これまでに4名の救出活動に参加し、2人の姉妹の救出に成功しました」と述べました。
別のズームライオン隊員で同社の海外修理技術者Huang Yunbing氏は、発電機が不足していたため、倒壊家屋の解体に苦戦したことを明かしました。「15歳くらいの少女のことが忘れられません。救出用のトンネルに入ると、マットレスと瓦礫の下に、頭だけ見えて動ける状態で、弱々しく、また痛々しく泣いていました。ジャッキ2台があれば瓦礫を持ち上げられると判断し、すぐに車からジャッキを出して、もう一台は近くの救助隊から借りました。瓦礫を少し持ち上げて、女の子を引っ張り出すことに成功しました。」
救助隊の活躍は、閉じ込められた人々に生きる希望をしっかりと与えていました。現地時間2月8日午後3時、30時間以上にわたる必死の救助活動により、ズームライオン隊は瓦礫の中から20人以上を救出しました。
同社のトルコ子会社の関係者は、「被災地には最初の5台に加え、現在までに20台以上の当社パワーショベルが投入しました。現地では人員や機材を一元的に管理して救助作業を円滑に進め、一人でも多くの被災者を救出するため活動を続けています。」と述べています。