【ラスベガス2023年1月27日PR Newswire】
＊マイクロソフトと提携し開発した革新的な性能・パッケージ・価格
世界有数の3DカメラメーカーOrbbec（https://orbbec3d.com/ ）は27日、CES 2023において最新製品「Femto Mega」の発売を発表した。マイクロソフト（Microsoft）と提携してつくられた同製品は、3D技術へのアクセスを容易にすることを目的とした新プラットフォームの最初の製品である。イーサネットやUSB接続で処理画像をリアルタイムでストリーミングできる業界最高解像度の3Dカメラで、ロボティクス、物流、製造、小売、ヘルスケア、フィットネス・ソリューションでの使用に最適である。
深度カメラは業界で定評のあるマイクロソフトのToF技術を採用、120度の広視野角と0.25mから5.5mまでの広い範囲でシーンの正確な把握が可能である。1メガピクセルの深度カメラは、視野角90度で高性能・4K解像度のRGBカメラで補完されている。
内蔵のNvidia Jetson Nanoを使用して高度なデプスビジョン・アルゴリズムを実行、生データを正確な深度画像に変換する。これにより、外部のPCやコンピューティングデバイスが不要になる。
同カメラは、データ、電源ともにPower over Ethernet（PoE）接続を使用してサーバーやクラウドに直接接続できる。USB-C 3.2やDC電源コネクターも備えている。6DOF IMUモジュールが方向性を提供する。ユニバーサルトリガー制御システムが正確なフレーム同期を提供、マルチカメラおよびマルチセンサー・ネットワーク用に標準イーサネットケーブルを使用している。SDKによりセットアップや登録が容易になり、豊富なAPIセットがさまざまなアプリケーションとの統合を可能にしている。
マイクロソフトのJon Yee氏は「OrbbecのFemto Megaは、HololensやAzure Kinect DevKitに採用されているマイクロソフトの深度センシング技術の利用を、幅広い産業用途に拡大するものだ」「このカメラは、両チームの緊密な協力関係から生まれたもので、AI開発者がコンピュータービジョンに深度知覚を付加するのに不可欠なツールになるだろう」と語った。
シンガポールにあるSpeedcargo Technologies最高技術責任者（CTO）のSuraj Nair博士は「当社の大規模な貨物デジタル化ソリューションは、マイクロソフトのAzure KinectとAzureを使用して構築され、シンガポールで商業展開されている。また、フライト・キャパシティー最適化やデジタル・ハンドリングの商用試用も複数の国際空港で行われている」「OrbbecのFemto Megaを使えば、現行システムとの互換性を維持しつつ、ソリューションのサイズ、コスト、複雑さを低減できる。これで、新しい場所への事業拡大が容易になる」と語った。
MinttのEric Krzeslo最高経営責任者（CEO）は「Orbbecは、Minttの転倒検知・防止ソリューション向けの3Dビジョンパートナーになった」「Orbbecは、Femto Megaの統合アプローチなど新しく先進的なセンサーで、当社の製品ロードマップの加速、改善に貢献してくれている」と語った。
OrbbecのAmit Banerjeeプラットフォーム＆パートナーシップ部長は「Femto Megaは、さまざまな産業ソリューションにおいて3Dビジョンの利用拡大を目指している」「Orbbecの新しい深度ビジョン・プラットフォームの一部として、この新カテゴリーをリードするインテリジェント・カメラを紹介できるのは大変うれしい」と語った。
Orbbec チームはCES 2023で、Femto Megaをはじめとする3Dカメラ製品および統合パートナーソリューションのデモンストレーションを行う。Las Vegas Convention CenterのNorth Hall、Booth10838でOrbbecの展示を探してほしい。Orbbecの詳細については、www.orbbec3d.com を参照。
▽Orbbec（www.Orbbec3D.com ）について
Orbbecは、3Dの世界への3Dビジョン技術の普及、業界のソリューション開発者向けのフルスタック・プラットフォームの構築、業界をリードする性能と価格を備えたスマート製品づくりを使命としている。
▽マイクロソフトについて
マイクロソフト（Nasdaq "MSFT" @microsoft）は、インテリジェントクラウドとインテリジェントエッジ時代のデジタルトランスフォーメーションを可能にしている。同社の使命は、地球上の全ての人、全ての組織がより多くのことを達成できるようにすることである。
