DCOレポート:デジタル経済の格差を埋めるには多国間協力が不可欠

- デジタル協力機構(DCO)が『Bridging the Gap』レポートを発表し、誰もがデジタルによる恩恵を享受できるような国際協力の重要性を強調

ダボス(スイス), 2023年1月20日 /PRNewswire/ -- デジタル協力機構(Digital Cooperation Organization;以下、DCO)は、本日、ダボス会議の世界経済フォーラムでBridging the Gap(格差を埋める)レポートを発表し、デジタル・ディバイドの解消、そして全世界がデジタル経済から恩恵を受けるための国際協力の重要性を強調しました。

DCO Bridging the Gap Report
DCO Bridging the Gap Report

 

このレポートは、同機構の加盟国がデジタル経済を発展させ、繁栄と成長を実現できるよう支援するというDCOの使命の一環として、様々な分野や地域の専門家との広範囲なグローバル協議に基づいて作成されました。 また、各国、特に小規模国や発展途上国がデジタル経済への平等なアクセスを実現するために直面している課題について、詳細な分析を加えています。

DCO事務局長であるDeemah AlYahya氏は、次のように述べています。 「この20年間で、デジタル経済はかつてないスピードで成長し、私たちの社会の基盤、そして持続可能な開発を実現するために不可欠な存在となりました。 しかし、デジタル経済はさまざまな機会を提供する一方で、大きな課題ももたらしています。こうした課題は、一国や一民間企業だけでは対処できないことを認識することが重要です。 多国間およびマルチステークホルダーによる協力を通じてのみ解決することができます。この機会を最大限に活用し、より包括的で効果的なデジタル経済を実現できるでしょう。」

このレポートは、独自の調査やイベントから作成されました。具体的には、世界5大陸の5都市で開催された意見交換のための5度にわたるラウンドテーブル、12カ国の企業および一般消費者を対象とした調査、37人のデジタル経済の専門家とのインタビューの結果が含まれます。

「この『Bridging the Digital Gap』( デジタル格差を埋める)は、同機構の加盟国が自国のデジタル経済を発展させる際の指針として、デジタル経済に関する貴重な情報資源となることを目的としています。 DCOは、加盟国に対する情報提供、アドボカシー、アドバイザリーサービスに加え、影響力重視の観点から、効果的な多国間協力による共同創造・共同設計により、より包括的なデジタル経済の構築に取り組んでいます。 私たちは、すべての人が、どこでも使えるデジタル経済を実現するために、すべての関係者が集まり、協力し合うことを呼びかけています。」と、事務局長のDeemah AlYahya氏はコメントしました。

DCOのBridging the Gapレポートは、ここからダウンロードが可能です。www.dcoinsights.com/btg

編集者への注記:

DCOの詳細については、次のサイトをご覧ください。https://www.dco.orghttps://twitter.com/dcorghttps://www.linkedin.com/company/dcorg/

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1986641/Bridging_the_Gap.jpg?p=medium600
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/1867632/DCO_Logo.jpg?p=medium600