【ロングモント(米コロラド州)2023年1月6日PR Newswire】米コロラド州に本拠を置き、ドキュメント処理自動化のためのAI活用ソリューション開発に注力するParascript(Parascript )は、2022年12月6日に特許(US 11521428 B1)を取得した。この特許は、Methods and Systems for Signature Verification(署名検証の方法およびシステム)に関するものである。
Methods and Systems for Signature Verificationに関するParascriptの特許は、署名検証を通じて個人の身元を認証することを目指す企業を支援することができる。提案された手法は、デジタルパッド上の署名画像または署名軌跡をキャプチャーし、参照署名と比較することによって認証される。参照署名は、ペン対応デバイスでの署名プロセス中に収集された画像または軌跡の形で利用できる。この特許は、サービスへのリモートアクセスのためのID検証、セルフサービスキオスクでのID検証、自動化された対面式のID検証、IDやクレジットカードなどでの署名バイオメトリクスのエンコードなど、ID検証の幾つかのユースケースについて説明している。可能なユースケースの一部は以下の通り。
- スマートフォン、タブレット、またはPCによってリモートでサービスにアクセスするためのID検証(例:顧客のオンボーディング、登録、検証など)-署名はデバイスのスキャナーまたはカメラによってキャプチャーされ、参照署名と比較される。身分証明書(ID)がカメラまたはスキャナーでキャプチャーされると、認証のためにIDの画像から参照署名が抽出される。
- セルフサービスキオスクでの身元確認-署名パッドまたはITM(Interactive Teller Machine)などのセルフサービスキオスクに組み込まれたカメラで署名がキャプチャーされ、マシンによってスキャンされたIDカード(運転免許証、パスポート、その他)から抽出された署名と照合される。
- 自動本人確認-問題の署名が記載された紙のドキュメント(ストアブランドのクレジットカードアプリケーションなど)がスキャンされ、スキャンされたIDの署名と自動的に照合される。あるいは、問題の署名はデジタル署名パッドで本人が署名することも可能。
- IDカード、クレジットカード、カード、および身元確認が必要なその他のドキュメントの署名の生体認証の暗号化-運転免許証、パスポート、クレジットカード、またはその他のIDを申請する際に、その人の署名が収集される。この署名はドキュメント上に暗号化される(チップ、磁気ストライプ)。暗号化されたデータは、署名検証の目的で読み取られて使用することができるため、参照署名データベースの必要がなくなり、身元検証の即時かつ信頼できる方法を実現する。この方法では、参照署名が公開されないため、セキュリティーが強化される。
▽Parascriptの違い
ParascriptのMethods and Systems for Signature Verificationは、身元検証のための高精度の自動署名検証を可能にする。革新的な機械学習技術により、異なる形式(軌跡または画像)で提示された署名を、同じ入力タイプに変換することなく同時に処理できる。これによって、本人確認目的での自動署名検証の使用を妨げていた制限がなくなり、署名検証の精度が向上する。
▽Parascriptについて
Parascriptのソフトウエアによって、企業は年間10億ドル以上を節約できる。Parascriptの最先端のソフトウエアには、同社独自のAIテクノロジーが組み込まれており、ドキュメントを処理する際に最高レベルの精度をもたらす堅固なデータキャプチャーソリューションを提供している。AIを活用して複雑な問題を解決してきた30年以上にわたる経験を有するParascriptは、構造化、半構造化、非構造化形式のドキュメント志向プロセスを自動化し、人間の関与を大幅に削減してきた。Parascriptは、郵便業界、住宅ローン、支払い処理、その他の何百ものプロセスを自動化した。
▽問い合わせ先: Maria Komiyama, maria.komiyama@parascript.com
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