*新しい報告書は、クリーンエネルギーの供給競争においてサウジアラビアが世界の主要な鉱物の拠点になる潜在力を論じる
リヤド(サウジアラビア), 2023年1月4日 /PRNewswire/ -- 米国のPayne Institute for Public Policy at the Colorado School for Mines(コロラド鉱山大学ペイン公共政策インスティテュート)は、二酸化炭素排出量ネットゼロを目指す上でグリーンエネルギーへの移行に必要な貴重鉱物の供給において、サウジアラビアが世界的に大きな役割を果たせる可能性があることを確認した。
この報告書は、今が「重要な鉱物にとってエキサイティングな時」であることを確認し、アフリカから中央アジアに広がる広大な、鉱物資源の豊富な「超地域」の真ん中に位置するサウジアラビアが、クリーンエネルギーの主要プレーヤーになるための強力な地位を得る可能性があると述べている。1月にリヤドで開催されるFuture Minerals Forum(FMF、未来鉱物フォーラム)では、電気自動車、コンピューター、スマートフォン、太陽光パネル、マイクロチップ、風力発電所などのクリーンエネルギー製品に電力を供給する上で、非常に貴重な鉱物がどのように必要なのかについて国際的な議論が展開される。
ペインインスティテュートは、長期的なコミットメントと一貫した戦略が必要であると助言している。この機会を最大限に活用するためには、あらゆるレベルでの国際的な合意が不可欠である。政府、企業、地域社会のすべてが協力して、鉱物の採掘と利用方法を地球規模で再考し、弾力的で持続可能な鉱物サプライチェーンを提供する必要がある。
しかし、ペインインスティテュートは、炭化水素からクリーンエネルギーへの経済的な転換には時間がかかることを認めており、実際それには数十年が必要だろう。
第2回FMFは55人の政府の鉱業資源大臣、200人の講演者、1万3000人の代表者を集めた強力な会議であり、このような会議が直接かつ緊急の行動に重点を置いたダイナミックな議論を収れんさせ、基礎を築く必要がある。FMFの主催者であるリヤドの産業・鉱物資源省は、安定した市場を構築するためには多くのパートナーと密接に協力し、鉱物産業が透明で公平であり、高度な協力関係が確保されていることが不可欠であると述べている。
中東全域で炭化水素への投資が並行して大幅に増加しているが、サウジアラビアは世界の鉱業生産の主要プレーヤーとなるべく、320億ドルの投資を誘致する計画である。
報告書は、サウジアラビアはこの超地域の豊富な鉱物を発掘する最善の方法について対話を行う上で強い立場にあると結論づけている。
より詳しくは、下記リンクから報告書全文をダウンロードを。https://bit.ly/3G26EQl
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