【上海、杭州(中国)2022年12月27日PR Newswire】人工知能(AI)を活用する創薬企業MindRankは26日、肥満と2型糖尿病(T2DM)の治療に使う同社の経口低分子グルカゴン様ペプチド-1受容体アゴニスト(GLP-1 RA)MDR-001の治験新薬(IND)申請を米国食品医薬品局(FDA)が承認したと発表した。MindRankは2023年第1四半期に第1相安全性試験を開始する予定。
Mindrank独自のAI創薬プラットフォームMolecule Pro(TM)を活用して、MDR-001プログラムが開始されてからIND承認を取得するまでわずか19カ月だった。合成し、試験した100未満の化合物で、前臨床候補が発見された。
MindRankのZhangming Niu最高経営責任者(CEO)は「必要とする薬剤らしい特性を備えた新しい低分子薬剤の設計を促進することで、当社のAIプラットフォームは前臨床研究開発の効率を大幅に改善できると信じている。FDAによるMDR-001のIND承認は、当社のAIプラットフォームの可能性に対する確固たる証明である」と論評した。この承認は、MindRankが発見段階から臨床段階のAI活用バイオ技術企業に移行することを告げている。
▽MDR-001について
MDR-001は、MindRank独自のAIプラットフォームMolecule Pro(TM)を使って発見された経口での生体利用可能な新規の低分子グルカゴン様ペプチド-1受容体アゴニスト(GLP-1 RA)である。包括的な前臨床試験で、MDR-001は優れた機能的効能と選択性、良好なADME(吸収、分布、代謝、排泄)特性と能、望ましい薬物動態と忍容性を示した。MDR-001の優れた前臨床効果と安全性は、まだ十分な治療法がない大きな医療ニーズがある肥満と2型糖尿病の適応でクラス最高の潜在性を示唆する。
▽MindRankについて
MindRankは人工知能(AI)を活用する創薬企業である。独自のAIプラットフォームであるMolecule Proを活用することで、同社は創薬工程を大きく加速して望ましい有効性と安全性を備えた低分子医薬品を提供することを目指している。
詳細は www.mindrank.ai を参照。