キシナウ, モルドバ, 2022年12月23日 /PRNewswire/ -- 最近、モルドバはグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(Global Sustainable Tourism Council(GSTC))とのパートナーシップにより、持続可能な観光産業を推進するために、重要な一歩を踏み出しました。モルドバはGSTCの持続可能性基準の実践を促進することにより、その観光セクターが持続可能な観光のための業界最高の世界基準を満たせるようにすることができます。モルドバ文化省(Moldovan Ministry of Culture)(観光セクターを調整する官庁)とGSTCの間でパートナーシップ協定が締結され、このコミットメントがさらに強固なものになりました。このパートナーシップ協定により、モルドバは、モルドバにおける持続可能な観光産業の発展のための協力の枠組みを確立することになります。
モルドバ共和国は、ルーマニアとウクライナに挟まれた東ヨーロッパの小国であり、持続可能な観光地として発展する大きな可能性を秘めています。最近のモルドバのワインや農村観光に対する投資や開発により、様々な新しい観光商品が生み出されており、モルドバ独自の文化、料理、ワイン、およびアドベンチャー旅行に対する可能性が明確に示されています。モルドバの観光戦略は、以前から国の伝統的な文化の保存と農村コミュニティの観光開発に重点を置いており、持続可能性に関してすでに強固な基盤が形成されています。
GSTCのCEOであるランディ・ダーバンド氏(Randy Durband)は、「モルドバで締結された持続可能性協定は、様々な形態の観光に適用できるような持続可能経営モデルを官民が協力して推進していくことによりサポートされます。GSTCの専門知識と支援は、モルドバの観光産業が適切なバランスで発展し、その長期的な持続可能性を保証する上で、非常に有益になることでしょう」と述べています。
さらに、モルドバ共和国の文化大臣であるセルジュ・プロダン氏(Sergiu Prodan)は、「モルドバは新興の観光地ですが、パンデミックや地域の戦争で大きな影響を受けています。しかし、そのレジリエンスパラダイムや開発・復興モデルは、持続可能な開発の原則に基づくものでなければなりません。これは、環境と文化遺産を保護し、向上させると同時に、地域社会の社会的・経済的利益を最大化するための取り組みによって実現できるものです。360.moldova.travelプラットフォームにアクセスすれば、誰でもモルドバをバーチャル探検できるようになりました」と付け加えています。
観光業界の民間セクターを代表するモルドバ政府インバウンド・国内観光協会(National Inbound and Domestic Tourism Association of Moldova(ANTRIM))が最近GSTCに加盟したことは、モルドバが持続可能な観光地になるというコミットメントのさらなる証となります。これらの動きはすべて、モルドバの観光事業者、官庁、観光地が、世界的に認められているGSTCの持続可能性基準を満たすために役立つものです。
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1971407/ANTRIM.jpg?p=medium600