Novavaxが1億5000万ドルの転換優先社債のプライシングを発表

【ゲイザースバーグ(米メリーランド州)2022年12月19日PR Newswire 】重篤な感染症に対する次世代ワクチンの開発と商品化を専門とするバイオテクノロジー企業Novavax, Inc.(Nasdaq:NVAX)は16日、元本総額1億5000万ドルの2027年満期で金利5.00%の転換優先社債(社債)のプライシングを発表した。この社債は、1933年改正証券法ルール144Aに基づいて有資格と合理的に認められる機関投資家の購入者だけに提示して販売する。Novavaxは社債発行に関連して、元本総額2525万ドルの同社債を30日以内に追加購入できるオプションを初回購入者に与えた。社債の提供は通常の終了条件に従って2022年12月20日に完了する。

社債はNovavaxの無担保優先返済債務となり、半年遅れで支払われる金利が発生し、早期転換や償還、買い戻しがなければ、2027年12月15日に満期となる。Novavaxは現金もしくは普通株(額面価格は0.01ドル)、あるいは同社の選択による現金と普通株の組み合わせを、適用できる形で支払いまたは提供することによって転換を決済する。普通株の最終売却価格が連続する30日の取引期間(その期間の最後の取引日を含む)で、少なくとも20日間(連続か否かを問わず)その時有効な転換価格の最低130%を維持する場合、Novavax の選択によって2025年12月22日以降はいつでもそして複数回でも、社債は全部もしくは一部(一定の制限がある)が現金で買い戻される。連続する30日の期間については、Novavaxが買い戻す社債の元本額の100%に後払いおよび未払い金利(買い戻し日分を除く)を加えた価格による買い戻し実施の通知を発表した日の直前の取引日までで、その取引日を含む。

社債は元本1000ドル相当分が当初転換率として普通株80.0000株に転換される(当初転換価格は1株当たり12.50ドルに等しい。以下に記した並行する普通株公開の公開価格に25%の転換プレミアムが付く)。

JPモルガンとJefferies、Cowenが社債発行で共同ブックランニング・マネジャーと初回引受会社の代表を務めている。J. Wood Capital AdvisorsはNovavaxの社債発行に関してファイナンシャルアドバイザーとなった。

社債の発行と同時にNovavaxは16日、すでに明らかにしていた最高650万株の普通株を売り出す引受株式公開のプライシングとして、公開価格を1株当たり10.00ドル、全体で普通株6500万ドル相当と発表した。普通株の公開に関連してNovavaxは引受会社に対し、引き受け割引と手数料を差し引いた公開価格で最大97万5000株の普通株を30日間で追加購入するオプションを付与した。社債の提供は同時並行する普通株提供の終了を条件とせず、普通株提供も社債提供の終了を条件としない。並行して行われている普通株の提供は通常の終了条件に従って2022年12月20日に完了する。

Novavaxは社債の公開と、完了する普通株の公開で得られる純利益を、Nuvaxovidの世界販売や、2023年2月1日に満期となる金利3.75%の転換優先無担保社債の残高3億2500万ドルの一部返済と償還など一般事業目的のほか、運転資金、設備投資、研究開発費、臨床試験費、仕入れ契約での返済、買収など他の戦略目的に充てる可能性がある。

Novavaxは社債の発行による純利益を、初回購入者割引とNovavax.負担の発行経費を差し引いた後で、約1億4220万ドル(社債初回購入者が追加購入オプションを完全行使した場合は約1億6630万ドル)と推計している。

社債の提供と販売は1933年改正証券法(証券法)もしくは各州の証券法の下で登録されていない。証券法と州証券法の登録要件免除に準拠しない場合、社債は米国で提供もしくは売却されないこともある。

社債は証券法ルール144Aに基づいて有資格と合理的に認められる機関投資家の購入者のみに提供される。社債と社債転換で発行される普通株はいずれも、証券法とその他の証券法で過去も将来も登録されず、未登録もしくは、証券法やその他の適用可能な証券法の登録要件からの適応可能な免除に準拠せずに、あるいはそれらに従わない取引においては、提供または売却できない。

このプレスリリースは証券の販売の申し出、もしくは購入申し込みの勧誘ではなく、またそのような申し出、勧誘、販売が国または法域の証券法に基づいて登録または効力発生の前に違法となる国または法域では、この証券の販売はなされない。

▽Novavax(ノババックス)について

Novavax, Inc.(Nasdaq:NVAX)は、重篤な感染症を予防する革新的ワクチンの発見、開発、商品化を通じた地球規模の健康増進を掲げるバイオテクノロジー企業である。同社独自の組み換え技術プラットフォームは、遺伝子工学の効力とスピードを組み合わせ、緊急かつグローバルな保健ニーズに対応できるよう設計された免疫原性の高いナノ粒子を効率的に生成する。NovavaxのCOVID-19ワクチンは、米食品医薬品局(FDA)、欧州委員会(EC)、世界保健機関(WHO)など世界中の複数の規制当局の認可を得ている。同ワクチンは現在、世界中の複数の規制当局により、若年者向けやブースター接種用など、対象者や適応の拡大に向けた審査が行われている。COVID-19ワクチンに加え、Novavaxは現在、COVID19・インフルエンザ混合(CIC)ワクチン候補についても第1/2相臨床試験で評価を行っており、4価インフルエンザ治験ワクチン候補、オミクロン株ベースのワクチン(NVX-CoV2515)、オミクロン株や原株ベースの2価ワクチンも評価中である。これらのワクチン候補も、免疫反応を増強し、中和抗体の高レベル発現を促すため、Novavax独自のサポニンベースのアジュバントMatrix-Mを添加している

▽問い合わせ先

投資家向け
Erika Schultz | 240-268-2022
ir@novavax.com

メディア向け
Ali Chartan or Giovanna Chandler | 202-709-5563
media@novavax.com

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