- APAC Tech Labはラピッドプロトタイピングと製品開発に重点を置いた幅広いエンジニアリング機能を提供
- Labはアジア太平洋市場におけるEYのテクノロジーソリューションを増強し、世界中で相乗効果を強化
- 人工知能、5G、Web3を含む最先端テクノロジーを通じ、ビジネスとクライアントのイノベーションの可能性を向上
パロアルト(米カリフォルニア州)、深セン 中国, 2022年12月14日 /PRNewswire/ -- EYは13日、急速なイノベーションによって成長するアジア太平洋市場の独自のニーズを満たすため、中国深センの新しい最先端のインキュベーター・エンジニアリングラボであるEY APAC Tech Lab(「Lab」)の正式な開設を発表した。アジア太平洋に焦点を合わせた機動的なユニットとして、Labは地理的領域におけるEYのテクノロジーポートフォリオを強化する上で極めて重要な役割を果たし、テクノロジー開発、実験、応用のハブとして戦略的に機能する。
Labは、世界の主要なテクノロジー市場で最先端テクノロジーのインキュベーションおよび研究開発を促すために設計されたイノベーションセンターのグローバルなEYネットワークに新たに加わる。EYのイノベーションプラットフォームおよび製品との相乗効果により、EY APAC Tech Labは、現在の複雑な地政学的状況の中でクライアントの多様なニーズに対応するというビジョンを掲げて構築された。
中国の深センに戦略的に位置するLabは、ラピッドプロトタイピングと製品開発に重点を置き、アジア太平洋市場の独自のニーズと機会に対応する幅広いエンジニアリング機能を提供する。Forrester(Forrester )によると、アジア太平洋のテクノロジー市場は今年、6.2%成長して6750億米ドルに達すると予想されている。Labは、人工知能(AI)、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、ブロックチェーン、5G、Web3を含む新たなテクノロジーの力を活用して、EYのビジネスとクライアントの革新的な可能性を高めることを目指している。
現在、30人を超えるAIエンジニア、データサイエンティスト、UX/UIデザイナー、ブロックチェーンクリプトグラファー、5Gおよびインターネット・オブ・シングス(IoT)専門家によって本格的に運用されているLabは、現実世界のビジネスの問題に対処するために世界中のさまざまなEYチームと共に既に数件の最先端プロジェクトに取り組んでいる。これらのイニシアチブに含まれるのは以下の通り:
- 通信データから豊富で正確な顧客インサイトを生成するためにクラスタリング、教師あり機械学習およびディープオートメーションの手法を採用し、顧客がよりパーソナライズされ改善されたエクスペリエンスを受けることを可能にする、アジア太平洋の大手通信会社と共同で刷新した高度なデータ分析プラットフォーム。
- 科学に基づくターゲティングデータモデルとAI駆動の予測サンドボックスを備えている、Scope 3(スコープ3)の炭素排出量報告のデータ統合と推計を自動化するためのプロトタイプ。これにより、企業は予測、目標設定および感度分析の機能を炭素計算に組み込むことで、ネットゼロのアンビションを前進させることができる。
- 大手製薬会社と協力して適合・認証済みの倫理的医療データ分析を実行するのに役立つ分散型アイデンティティー(DID)仕様によってサポートされているWeb3に基づく医療データ分析モデル。
EYアジア太平洋地域マネジングパートナーのPatrick Winter氏の話:
「APAC Tech Labがイノベーションの有望な手段によってこの多様なテクノロジーフロンティアの戦略的価値を活用するためにEYチームの能力にもたらす計り知れない可能性に興奮している。このLabはEY組織のグローバルなテクノロジープロファイルを強化するものであり、現在の複雑な市場環境の中で競争することができる。デジタルファーストで未来志向の組織として、新たなテクノロジーを導入し、強固なイノベーションパイプラインを構築し続けることは、クライアントの最も差し迫った課題に対処するのに役立つ」
EY Global Chief Innovation Officer(グローバル最高イノベーション責任者)のJeff Wong氏の話:
「APAC Tech Labは、EY組織全体のグローバルなイノベーション能力のエキサイティングなフロンティアである。カリフォルニア州パロアルトのEY Advanced Tech Labに加え、この深センへの戦略的拡大は、最先端テクノロジーの開発、改良および応用が行われている世界の活気のあるイノベーションセンターの新たな1つをさらに前進させるのに役立つ。EYアジア太平洋地域イノベーションリーダーであるSteve Lo氏のリーダーシップの下で、APAC Tech Labが発展するとともに、EYチームをサポートし、地域全体のクライアントに影響力のあるソリューションを提供するのに役立つクリエーティブなアイデアとテクノロジー構想の中心地になるのを見ることを楽しみにしている」
EY組織は、3年間で100億米ドルのコミットメントによるテクノロジーイニシアチブへの投資を継続し、これには、クライアントが長期的なビジネス価値を推進し、テクノロジー支援の変革を強化するのを支援するため継続中の新たな地域テクノロジーハブの構築が含まれる。EY Global Innovation能力の詳細はhttps://www.ey.com/en_gl/innovation を参照。
編集者注意
▽EYについて
EYは、より良い仕事をする世界(build a better working world)を構築し、クライアント、人々、社会に長期的な価値を創造し、資本市場への信頼を築くために存在している。
データとテクノロジーによって実現された150カ国以上の多様なEYチームは、アシュアランスを通じて信頼を提供し、クライアントの成長、変革、運用を支援する。
アシュアランス、コンサルティング、法務、戦略、税務、取引にわたって働くEYチームは、今日の世界が直面している複雑な問題に対する新しい答えを見つけるために、より良い質問をしている。
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