10人中9人近くが家庭内のエネルギー効率の最良事例を無視していると認めたことが調査で明らかに
イスタンブール, 2022年12月14日 /PRNewswire/ -- 世界中の6000人の住宅所有者と賃借人を対象とした新たな調査で、調査対象者の80%はエネルギー効率の良い方法で家電製品を使用する方法を知っているにもかかわらず、世界中の10人中9人近く(89%)の回答者が家庭でのエネルギー効率のことになると何が最良であるのかを無視していることが明らかになった。
大手家電製品ブランドのBekoが委託した調査は、エネルギー効率に関する世界の消費者の態度と行動を考察するもので、どのように台所用品が家庭で効率的に使用されているかに光を当てるための最新のキャンペーンの一環である(注1)。
これらの結果は家庭の効率の矛盾した実態を描き出しているが、調査結果は、世界的に10人中9人近く(87%)がエネルギー効率の重要性を信じ、78%が家庭の効率を改善させると思われる製品の購入に関心を持っていることを示している。しかし、大半の回答者は、以下のようなエネルギーを浪費することで知られているエネルギーの非効率的な行動をしていることを認めた。
- 何を食べるかを決める際に冷蔵庫の扉を開けたままにしておくこと(29%)
- 冷凍庫の中に何も入っていないときにスイッチオンのままにしておくこと(20%)
- ガジェットを必要以上に長く充電したままにしておくこと(37%)
5人中3人近く(59%)が家電製品を使用するときに間違った設定を選択するのではないかと心配しているが、恐怖心から同じ設定、時には非効率的な設定に固執しており、「SettingsPhobia(設定恐怖症)」(Bekoの造語)は、家庭の非効率的なエネルギー習慣の責任を負わせるものでもある。
ArcelikのAkin Garzanli最高マーケティング責任者は「このデータは、エネルギー効率に対する態度が世界中でどのように進化しているかに関する魅力的な知見を与えてくれる。Bekoは、消費者や環境の変化するニーズに合った高品質の製品を提供するよう絶えず努力している。われわれはより効率的な生活へのソリューションを革新する方法を探しているが、エネルギー効率の良い持続可能なホームエクスペリエンスを提供する最新のSaveWater(TM)と人気のあるAquaTech(R)テクノロジーに基づき、世帯がどのように対応しているかを理解することは興味深いことであり、これはわれわれが企業としてどのように最も役立つことができるのかを知らせることをサポートする」と語っている。
▽Z世代は驚くべき行動を備えた世代であることが明らかに
Z世代は、エネルギー効率に関して最も知識のある年齢層の1つであることが明らかにされ、Z世代の60%以上は新しい家電製品を購入するたびに説明書を読んでいる。この製品知識にもかかわらず、データは、Z世代が家電製品に関して偶然の間違いを犯すことが多いことを示しており、76%が家電製品で間違った設定を使用し、食べ物や飲み物を台無しにしたり、衣服を損傷したりしている。
▽64歳以上の人々はエネルギー効率の良い製品の利点に気付かず
調査によると、64歳以上の人々はエネルギー効率の良い製品に対してかなりの不信感があるが、エネルギー効率の良い行動に対しては強い信念を持っており、エネルギー効率に関しては、行動は言葉よりも雄弁である。この調査では、64歳以上の人々は新製品購入の際にエネルギー効率を優先する可能性が最も低い世代で、行動を起こしているのは10人中わずか6人(63%)と若い世代(ミレニアル世代の81%)に比べて少なく、10人中7人近く(67%)は現在の製品の買い替えに関心がない。だが、64歳以上の人々は洗濯機の同じ(昔通りの)設定に固執しているにもかかわらず、全ての家電製品を最も効率的な方法で使用する方法を最もよく知っていると主張する(86%)世代である。
この調査は、家庭でのエネルギー効率の最も良い習慣に関する態度と知識が年齢層によってどのように異なるかに関する知見も提供している。64歳以上の人々は、使用していないときにオーブンのスイッチをオンにしたままにしておくこと(56%)、衣類を乾かすのに窓を開けっぱなしにしたまま暖房をつけていること(56%)を非効率的な事例に挙げているが、X世代の3分の1近く(28%)は、何も入っていない冷凍庫のスイッチを入れたままにしていることを認めた。
世界中の消費者の知識と行動のギャップを実証したこの調査結果は、消費者が自宅での家電製品の効率を最大化するためのより強力な行動の必要性を強調している。Bekoは、結果を意識して、家電製品の生涯運営コストを計算するエネルギー効率ツールのYourekoと提携し、新製品を選択する際の潜在的なコストとエネルギー節約に関する情報を消費者に提供している。この機能は現在、消費者がUK Bekoのウェブサイト(https://www.beko.co.uk/appliances/laundry/washing-machines )およびBeko Polandで使用することが可能で、Bekoのドイツ、ルーマニア、フランス、イタリア、オーストリア、スペイン、オランダのサイトにも同様に組み込まれる。このパートナーシップには、Bekoの家電製品がエネルギー効率の最も低いモデルと比べてどのようにエネルギー効率が良いか、Bekoの家電製品が消費者に長期的にどれだけの金額を節約させることができるかに関する情報を一般社会に表示するためのBekoのウェブサイトへのYourekoツールの統合などが含まれる。このツールは、内部にエネルギー効率の良い技術を持っているBekoの洗濯機、タンブルドライヤー、食器洗い機、冷蔵庫のリストを補完する。
▽Bekoについて
Bekoは、12のブランドを展開し、世界中で4万5000人を雇用する多国籍家電製品メーカーであるArcelikの国際的な家電製品ブランドである。Bekoは欧州の3大家電製品ブランドのうちの1社である(*)。同ブランドは男子バスケットボールチームFenerbahce(フェネルバフチェ)のネーミングパートナーである。
Bekoは長年、健康な生活に重点を置き、認知度を高め、健康な生活を可能かつ便利にする製品を開発してきた。Bekoのブランド使命は、「healthy living is only possible on a healthy planet(健康な生活は健康な地球でのみ可能)」である。Bekoは、エネルギー効率の良い製品の設計・製造と生産段階での資源効率への投資によって地球を守ることにコミットしている。
(*)Source Euromonitor International Limited; Large Appliances as per "Major Appliances" in Consumer Appliances 2022ed, retail volume, 2021 data.
(注1)調査は2022年9月にBekoがOnePollと協力して実施した。調査は、英国、南アフリカ、タイの合計6000人の住宅所有者と賃借人を対象に実施された。
PDF - https://mma.prnewswire.com/media/1967587/Bad_energy_habits.pdf
Photo - https://mma.prnasia.com/media2/1967586/Akin_Garzanli.jpg?p=medium600
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1820672/Beko_Logo.jpg?p=medium600