銀聯カード インドネシア取扱率95%達成へ

銀聯モバイル決済は、インドネシア国内の加盟店の半数以上で使用可能に

2022年11月21日インドネシア・ジャカルタ /PRNewswire/ -- 銀聯国際(UPI)は、バンク・ネガラ・インドネシア(BNI)との提携契約を締結したことを本日発表しました。この提携により、バンク・ネガラ・インドネシアの加盟店全店で、銀聯カードでの支払いとUnionPay Mobile QuickPassのサービスが使用可能になり、インドネシアの電子商取引プラットフォームの大部分が銀聯カードのネットワークにつながることになります。その結果、インドネシアでの銀聯の普及率は95%に達し、そのうち半数の加盟店で銀聯モバイル決済が使用可能になる見込みです。オンラインで行われた調印式には、中国銀聯の剣波会長とバンク・ネガラ・インドネシアのディレクター、コリーナ・レイラ・カルナリエス氏が出席しました。

銀聯国際は、COVID-19の発生以降、銀聯のグローバル決済ネットワークの拡大と強化に焦点を当てて、サービスの品質を向上させ続けてきました。消費者に優れた決済の実感を提供する目的で、生活スタイルや輸送のシーンでのサービスを拡大することに加え、銀聯国際はさらに、モバイル、オンライン、その他の非接触型決済方法の強化に取り組んでいます。現在、世界181の国と地域が銀聯の取扱ネットワークとつながっています。中国国外の銀聯カード受付可能な37万の加盟店のうち20%以上は、COVID-19の予防と対策措置の対応として、銀聯のサービスに切り替えました。銀聯モバイル決済受付可能な海外の加盟店の数は、パンデミック発生以来三倍に増加しています。

蔡氏はこう語ります―銀聯加盟店数の増加が示すものは、銀聯の相互接続ネットワークの構築の加速よって達成した進歩であり、それはインドネシアでの取扱店舗や、モバイルまたはオンライン決済の銀聯国際のサービスを向上につながります。地域的な包括的経済連携(RCEP)により、銀聯国際は、インドネシア内で高まる海外出張費用支払いのニーズに応える計画を順調に進める一方、他国の国民に提供されるのと同様にインドネシア国民や外国からの留学生に日々の支払い方法を提供しています。今回の提携は、インドネシアで銀聯の事業をローカライズするための基盤を強化するものであり、今後は現地でのカード発行やeウォレットのサービスなどの分野で協力していく予定です。

既にインドネシアの加盟店の大多数が銀聯カードを取り扱っていることから、インドネシア4大銀行の1つであるバンク・ネガラ・インドネシアとの提携は、インドネシア国内の銀聯取り扱いネットワークをより一層推進することになります。新たに80,000の加盟店で銀聯カードを使用できるようになり、バリ、ジャカルタ、その他の主要な旅先でのショッピングは、銀聯経由で支払いを行うことができるようになります。さらに、銀聯決済ネットワークに接続されているすべての新規加盟店では、スマートフォン等を使用した非接触型決済を利用することができます。ガルーダ・インドネシアやその他のeコマース会社では、オンライン決済の使い心地とセキュリティ両方を向上させるために設計されたUnionPay 3-D Secure(3DS)認証を使用した銀聯決済サービスが使用可能になっています。

コリーナ・レイラ・カルナリエス氏こう付け加えます―バンク・ネガラ・インドネシアは、デジタル機能の強化を行っています。今回の銀聯国際との提携により、インドネシアでの銀聯取り扱いネットワークが拡大し、加盟店と消費者の両方にとって便利なデジタル決済サービスを提供されます。同時に、それは、私たち双方の会社に利益をもたらし、互いに協力を深めていくための強力な基盤となるでしょう。

銀聯国際は、グローバルな取り扱いネットワークの構築を加速することに加えて、近年複数の市場での存在感を拡大しています。これまで中国国外の70以上の国と地域で1億9000万枚以上の銀聯カードが発行されており、そのうち1300万枚が今年新規に発行されたカードです。インドネシア国内では、バンク・セントラル・アジア、中国銀行、バンク・シナーマス、中国工商銀行が銀聯カードを発行しています。2022年年始から10ヶ月間で銀聯カードを使用して行われた取引は、年間ベースで36%増加しています。