初のサウジの慈善事業が国際寛容デーにメタバース上にデジタルセンターを立ち上げ

このイニシアチブはAlwaleed Philanthropiesとパートナーが現実世界と仮想世界をつなぐ上で大きな飛躍となる

リヤド(サウジアラビア), 2022年11月18日 /PRNewswire/ -- Alwaleed Bin Talal Al Saud王子が会長を務めるAlwaleed Philanthropies(AP、アルワリード慈善事業)は、メタバース上で最新の革新的イニシアチブを立ち上げた。これは多くの仮想スペースを一体化して利用者に前例のないデジタルおよび文化的体験を提供するセンターである。APは、1995年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が不寛容の危険性についての一般の人々の認識を高めるために宣言した毎年恒例の「国際寛容デー」に、センターを立ち上げた。このイニシアチブは、異文化間の溝を埋めてグローバルコミュニティーへの道筋を構築し、よりオープンで寛容になるというAPの使命に合致しており、最新のディスラプティブな3D技術を使ってそれぞれのメッセージを世界中に拡散し、若者世代につなげていく。

First Saudi Philanthropy Launches its Digital Center on the Metaverse During Tolerance day
First Saudi Philanthropy Launches its Digital Center on the Metaverse During Tolerance day

体験はDecentraland(ディセントラランド)プラットフォーム上でライブの予定である。ここで参加者はいくつかの多様な文化を1つに結び付けながら、歴史的なストーリーの要素を紹介している多層階の建物を探索することができる。デジタル体験の開発は、APが人類全体での寛容性を構築、育成するために40年以上前に創立されて以来のAPからの委託により着想された。

Alwaleed Philanthropies事務局長のLamia bint Majed Al Saud王女は「Alwaleed Philanthropiesは開かれた世界を信じ、世界の人々の生活に影響をもたらすというコンセプトに基づいて運営しながら、精神を掘り起し、境界を取り除くための総体的な取り組みを展開している。われわれの人類へのコミットメントは、われわれがより優れた文化理解と無限の寛容性のためのつながりを構築していく中で、革新的なアプローチに永遠に目を光らせていることである。幅広い慈善事業や政府、教育機関と協力して貧困と闘い、女性や若者に力を与え、コミュニティーを発展させ、災害救助を提供し、文化理解を生み出すことにより、Alwaleed Philanthropiesは一歩を踏み出し、協力して善行に向けて進んでいく」と語った。

Alwaleed Philanthropiesは、現実世界からデジタル世界へと広がる寛容性、文化交流、包括性のメッセージを拡散するという、社会的な目的と使命を抱いてメタバースを有意義に稼働させる最初のサウジアラビアの慈善事業の1つである。Alwaleed Philanthropiesは、人類に力を与え、重要な要因にハイライトを当てる新たなチャンネルや技術を継続的に探求することに取り組んでいる。このセンターがAlwaleed Philanthropiesの全ての重点分野を反映していき、メタバースでのAlwaleed Philanthropiesの計画の始まりにすぎないことは注目すべきことである。

Photo - https://mma.prnasia.com/media2/1949368/AP_Digital_Centre_Metaverse.jpg?p=medium600