【北京2022年11月16日PR Newswire 】中国東部にある江蘇省の常州市が「2022 Hurun China New Energy Intensity City(2022年胡潤中国新エネルギー集積都市)」リストで5位にランクインした。リストは、11月11-13日に同市で開かれた「2022 World Industrial and Energy Internet Expo(2022年世界インダストリアル・エネルギーインターネット・エキスポ)」で発表された。
2022 World Industrial and Energy Internet Expoで発表された2022 Hurun China New Energy Intensity Cityのリスト。Expoは中国東部の常州で11月11-13日に開催
Hurun Research Institute(胡潤研究院)によると、中国のすべての水準の都市をランク付けしてこのリストを作成する際には、新エネルギーの分野での大手企業や中小企業(SME)、投資の集積度が考慮される要素になった。
リストの上位10都市の中で常州は唯一、域内総生産(GDP)が1兆元(約1422億米ドル)以下の2級都市だった。常州よりランクが上の他の都市は、深センや上海、北京、武漢などすべて1級都市で、それは常州が新エネルギー産業をとても重視していることを表していると、Hurun Report(胡潤百富)会長兼主任研究員のRupert Hoogewerf氏(中国名はHu Run胡潤)は述べた。
Hu Run氏は常州が構築した新エネルギーの「産業生態系」を奇跡と評価する。他の都市は簡単にまねができないという。
常州は近年、新たな産業やデジタルとリアル経済の統合がもたらした機会をとらえ、常州特有の生態系的な枠組みを作り上げた。新エネルギーは常州を代表する産業となり、新エネルギー車(NEV)産業チェーンでは3400社以上が進出している。
中国共産党(CPC)常州市委員会書記のChen Jinhu氏は、同市が新エネルギー産業の未来の開発構想を策定し、2つの大きな目標を掲げたと指摘する。その1つ目は、同市の新エネルギー産業の生産が2025年までに1兆元を超えること。2つ目は、同じ時期に新エネルギー産業の資本市場での市場価値が10億元を突破することだ。
2日間のエキスポでは、総投資額で470億元の21件の主要プロジェクトが調印された。そのほとんどは新エネルギー、産業・エネルギーインターネット、デジタル化が対象だ。新エネルギー車やインテリジェント製造を含む多様な分野での161社の200の製品は、エキスポのホームページで12月10日まで掲示される。
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