Alphyn Biologicsが軽度から中等度のアトピー性皮膚炎に対する局所治療薬の第2a相臨床試験の第1群が完了

【アナポリス(米メリーランド州)20221116PR Newswire】ファースト・イン・クラスの多標的治療薬を開発している臨床期皮膚科企業Alphyn BiologicsAlphyn Biologics )は15日、大人および2歳以上の小児の軽度から中等度のアトピー性皮膚炎(AD)の局所治療候補であるAB-101aの第2a相臨床試験の第1群が完了したと発表した。第1群は、関連疾患としてしばしば見られる細菌感染のないAD患者を登録した。トップライン結果は約8週間後に判明する見通しである。

本無作為化・並行群間比較・二重盲検試験では、ADを評価するための標準的なスケールを使用し、複数の施設でAB-101aの治療プロトコルを評価している。臨床試験の第2群の登録が進行中であり、第2群は、黄色ブドウ球菌(Staph)や抗生物質耐性ブドウ球菌(MRSA)などの細菌感染症にも罹患しているAD患者の治療を調査している点がユニークである。Alphynは、AB-101aが非感染性ADおよび感染性ADに対して有効であると予想し、患者と医師に包括的で安全かつ便利な治療オプションを提供することを期待している。

AB-101aは、Alphyn独自のAB-101プラットフォームを使い開発された。本プラットフォームには複数の生理活化合物が含まれているため、複数の作用機序があり、あらゆる標的疾患の複数の問題に対処できる可能性がある。AB-101プラットフォームの強力な安全性プロファイルのお陰で、Alphynは臨床試験プログラムを第2相から開始した。

ALPHYN BIOLOGICSについて

Alphyn Biologicsは、AB-101プラットフォームをベースに、深刻で一般的な皮膚疾患に対するファースト・イン・クラスの多標的治療薬を開発している臨床期皮膚科企業である。主力製品候補AB-101aは、最も一般的な皮膚炎であるアトピー性皮膚炎(AD)の局所治療薬として開発が進められている。AB-101aは、強力な安全性プロファイルが実証されており、ADの免疫系要因と細菌要因を特異的な標的として開発中で、非感染ADおよび感染ADの治療に最適な医薬品になっている。AlphynAB-101プラットフォームには複数の生理活化合物が含まれているため、複数の作用機序があり、安全性、有効性、さらに規制当局の販売認可上も優位性のある、強固な皮膚治療薬パイプラインをサポートしている。Alphynは、メリーランド州アナポリスとオハイオ州シンシナティに拠点を置き、オーストラリアに100%子会社がある。同社は2020年に業務を開始し、これまでに約690万ドルを調達している。

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