Xinhua Silk Road:中国北東部の瀋陽で市民漕艇フォーラムが開かれ、スポーツの発展と市の活力を後押し

【北京2022年11月10日PR Newswire】中国北東部の遼寧省の省都である瀋陽でこのほど、第5回Shenyang International Open Regatta(瀋陽国際オープンレガッタ)市民漕艇フォーラムが開かれた。フォーラムは、スポーツで国民の健康を増進し、瀋陽市を活性化させる同市の戦略実施の一環である。

瀋陽国際オープンレガッタの光景
瀋陽国際オープンレガッタの光景

瀋陽市体育局のLiu Kebin局長は「優れたトップレベルのデザインを通じて漕艇スポーツを拡大し、漕艇産業を強化し、漕艇文化を形成して、スポーツ産業と都市開発の深い融合を加速させてゆく。そして、漕艇を国民のフィットネスの新たな手段とし、健康な瀋陽の構築と社会生活の新たなあり方、経済成長の原動力にする」と語った。

今回のフォーラムの最も大きな特色は、講演に招かれた人々が業界の専門家ではなく、一般の漕艇愛好家である点である。

地元の漕艇クラブのXia Nanさんは、漕艇が子どもの成長と親子関係、家庭生活にもたらす変化や彼女の2人の子どもとの親子対話について話した。

地元高校のNortheast Yucai School(東北育才学校)のLiu Yue国際部長は、10代の子どもたちの健全な発育と総合的発展の促進における漕艇の重要性を強調した。

Liaoning Communication University(遼寧コミュニケーション大学)漕艇チームのZhao Zhonghaoキャプテンも、クラスメートとの練習の苦しさと楽しさは、大学生活における貴重な経験だと述べた。

「産業文明の華」として知られる漕艇と瀋陽の文化的蓄積の間には高い整合性がある。

中国漕艇協会青年委員会のディレクターで、瀋陽国際漕艇センターのゼネラルマネジャーを務めるSui Qingyang氏によると、2018年の第1回の瀋陽国際オープンレガッタ開催によって漕艇人気が高まり、2019年の第2回レガッタはフランス、日本、ニュージーランド、タイなどのチームの参加によって国際的イベントになったという。

2020年の第3回レガッタでは、初の青年招待競技部門が設けられ、瀋陽における青年の漕艇の発展の基礎を築いた。

2021年には、「知恵プラス」のカリキュラム制度を通じて、瀋陽市渾南区の4万人以上の小中学生が漕艇競技に参加した。

2022年には、China(Shenyang)Rowing Development Index(中国(瀋陽)漕艇発展指数)が瀋陽で始められ、瀋陽の漕艇発展の経験を世界に輸出した。

オリジナルリンク:https://en.imsilkroad.com/p/330989.html 

ソース:Xinhua Silk Road