北京、2022年11月10日 /PRNewswire/ -- 中国の最も権威ある著名な美術アカデミーである、中央美術学院(CAFA)は、できたばかりのウェブサイト、CAFA Global を初公開しました。このオンライン・ポータルは、美術愛好家や、美術機関、美術大学ばかりでなく世界中の他の組織や個人のための正式のチャンネルとして機能し、ワールド・ワイド・ウェブを通じてCAFAについて学べるようになりました。
この機関は、ウェブサイトを使用し、国際的な入学情報や、学校のニュース、最新の研究結果、国際的な共同プロジェクト、著名な教職員や同窓会の詳細、キャンパス・ライフについての更新情報を共有します。この動きにより、CAFAのグローバルなスケールでの露出を増大する一方で、可視性を増し、一層多くの各国の学生が入学するように引きつけます。ウェブサイトは現在、http://global.cafa.edu.cn/に存在します。
「CAFA Global ウェブサイトは、CAFAの世界への窓口であり、世界の人々がこの一世紀の歴史を誇る中国の美術機関の歴史と現代における発展について学ぶことができます。特に研究分野の構成、カリキュラムの特徴、教育方法の他に、教師と学生の作品について学ぶことができます」と、CAFAの学長である范迪安(FAN Di'an)氏は語っています。「さらに、グローバル・ウェブサイトにより、私たちは世界中の美術機関やその他の機関と、グローバルな文脈で美術と美術教育に関するさまざまな共通のトピックについて意見交換し、未来志向の協働を確立する機会が与えられます。」
CAFAはすでに、多様で国際的な雰囲気を宿しています。CAFAの教職員の40%以上は、海外で仕事をしたり研究したりし、グローバルな視野を植え付けられた経験があります。実際その多くは、世界的に著名な美術家です。
たとえば、油絵学科の教授である劉暁東(Liu Xiaodong:リウ・シャオドン)は、非常に有名な中国の現代美術家です。氏のスケールの大きい作品群は、台頭する世界の一種の歴史的スナップショット画と見なされてきました。氏はまた、1990年代を通じて中国のネオリアリスト画家が台頭する間、指導的人物でもありました。もう一つの例は、版画制作と野外設置の美術品で有名な先駆的人物である、徐 冰(Xu Bing)教授です。氏は、1999年にマッカーサー・フェロー・プログラムの奨学金を得、2003年に福岡アジア文化賞を受賞しました。
アカデミーの国際的な雰囲気を増しているのは、CAFAでは、世界の指導的な大勢の美術の巨匠の訪問を計画し、客員教授として招聘していることです。一人の客員教授は、ハーバード大学のデザイン教育者のレム・コールハース(Remment Koolhaas)というオランダ人建築家で、建築理論家、都市計画専門家でした。氏は2000年にプリツカー賞を受賞しています。