ロンドン, 2022年10月27日 /PRNewswire/ -- QS Quacquarelli Symonds(QS)は26日、初のQS World University Rankings:Sustainability(QS世界大学ランキング:サステナビリティー)(https://www.topuniversities.com/university-rankings/sustainability-rankings/2023 )を発表した。これは、大学が世界で最も差し迫った環境および社会問題に取り組むためにどのように行動しているかを評価する新しい枠組みである。QSのJessica Turner最高経営責任者(CEO)は「QSは、将来の学生に持続可能性の向上における大学の記録に関する独立した洞察を提供し、大学が ESG(注1)戦略を実行し、前例のない世界的な課題に対する解決策を見つけようと努める中で、大学がその進捗状況を監視するのを支援することを目指している」と述べた。
対象とした大学700校の全体的なランクは、以下の2つのカテゴリーのスコアの合計によって決定される:
- 環境への影響(https://support.qs.com/hc/en-gb/articles/6180808275228 )(3つの指標を集計:持続可能な機関、持続可能な教育、および持続可能な研究)
- 社会的影響(https://support.qs.com/hc/en-gb/articles/6180837004700 )(5つの指標を集計:平等、知識交換、教育の影響、雇用可能性と機会、および生活の質)。
カリフォルニア大学バークレー校が世界のトップで、トロント大学とブリティッシュコロンビア大学がそれに続いた。エディンバラ大学(4位)は英国の大学のトップであり、ニューサウスウェールズ大学とシドニー大学はともに5位である。東京大学(7位)はアジアのトップ。ペンシルベニア大学、イェール大学、およびオークランド大学がトップ10位までを占めた。
QS世界大学ランキング:サステナビリティー2023:トップ20位 2023
- カリフォルニア大学バークレー校(米国)
- トロント大学(カナダ)
- ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)
- エディンバラ大学(英国)
- = ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)
- = シドニー大学(オーストラリア)
- 東京大学(日本)
- ペンシルベニア大学(米国)
- イェール大学(米国)
- オークランド大学(ニュージーランド)
- ウプサラ大学(スウェーデン)
- ルンド大学(スウェーデン)
- グラスゴー大学(英国)
- カリフォルニア大学デービス校(米国)
- オーフス大学(デンマーク)
- オックスフォード大学(英国)
- ウェスタン大学(カナダ)
- ニューカッスル大学(英国)
- ケンブリッジ大学(英国)
- ハーバード大学(米国)
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米国が135の大学でランキングを独占しており、英国(67)、ドイツ(39)、中国本土(37)、オーストラリア(33)、イタリア(31)が続いた。
- スウェーデンでは、2大学が欧州大陸で最も高いランクとなり、ウプサラ大学とルンド大学は世界11位と12位だった。デンマークのオーフス大学(15位)は欧州大陸で3位だった。
- Sustainable Research(持続可能な研究)(https://support.qs.com/hc/en-gb/articles/6180837842716-Sustainable-Research )では、スカンジナビアの4大学が世界のトップ5にランクインし、トップはシンガポール国立大学。
- サンパウロ大学(34位)は中南米のトップ。
- ケープタウン大学(132位)はアフリカのトップ。
- 中国の最優秀大学は北京大学(118位)で、インドではインド工科大学(IIT)ムンバイ校(281-300)。
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(注1)環境、社会、ガバナンス