環境への配慮とインテリジェンス:ズームライオン(Zoomlion)、バウマ2022(bauma 2022)で高所用プラットフォーム、土工用機器、フォークリフトの新製品を披露

ミュンヘン、2022年10月27日/PRNewswire/ -- 10月24日、ズームライオン・ヘビー・インダストリー・サイエンス・アンド・テクノロジー(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、 Zoomlion; 1157.HK)は、ドイツ、ミュンヘンで開催中のバウマ2022(bauma 2022、国際建設鉱業機械・建設資材製造機械・建設車輛・関連専門見本市)で展示を開始しました。同社の今年のテーマは「ヴィジョンが未来を創造する(Vision Creates Future」で、技術・製品開発における最近の大きな成果や、デジタル化、インテリジェンス、持続性digitalisation, intelligence and sustainability)面での進歩を紹介しています。

Green and Intelligent: Zoomlion Exhibits New Aerial Platforms, Earthmoving and Forklift Products at bauma 2022
Green and Intelligent: Zoomlion Exhibits New Aerial Platforms, Earthmoving and Forklift Products at bauma 2022

ズームライオンは、土工、巻き上げ、コンクリート、高所作業用機器や産業車両といった高性能機械(ハイエンドマシン)の総合的なラインナップを展示しています。

主力製品の高所作業車(aerial work platformsAWP)には、シザーリフト、ストレート・ブーム、クランク・タイプのモデルなどがあります。自走式リチウムイオン・オフロード・クレーンアームAWPのZA16JERT-LiとZA20JERT-Liはバウマでの公開が初となります。ACモーター・ドライブを備えたこれらの機種は騒音も少なく、有害な排出ガスを出さずに様々な作業条件に対応します。

バウマ2022ではストレート・ブームの電気式AWP、ZT22JEとZT26JEの二機種も 公開されました。屋内使用専用に設計され80Vリチウム電池を用いるこれらの機種はダブル・ロードで300/450kgの積載量、360度連続型ロータリー・テーブル、四輪駆動、45%(24°)の登坂能力といった機能を備えており、排出ガス無しに静かで効率の良いパフォーマンス を実現します。

土工部門では、欧州のハイエンド市場向けに開発された、5種類の掘削機械が展示されています。中でもZE18GU、ZE26GU、ZE35GUの3機種はテールレスな設計の小型掘削機で、特注の積載物反応型水圧駆動システムは操作性や信頼性を向上させただけでなく自動故障診断の機能も備えており、メンテナンスも簡単になりました。

ZE210GLCは21トンの掘削機で快適さ、制御のしやすさを合わせ備え、乗用車レベルのメンテナンス経験でも扱える点などが特徴です。低RPM技術を備えたカスタムの電気式ポジティブ・フロー制御で排気量を拡大し、燃料消費を10%軽減します。また、2D/3D のインテリジェント・ガイダンス・システムや電気フェンス、音声認識などを搭載して操作を効率化することも可能です。スキッド・ステア・ローダーのZS090V 円形の持ち上げ装置より持ち上げ可能重量が10%高い、縦型の持ち上げ装置を採用しており、モジュール式の設計になっているため200種類ものツールと組み合わせて様々な作業にあたることができます。

ズームライオンは今回、リチウムイオン電池で稼働するFB25HやFB35Sなど、環境に優しくインテリジェントなフォークリフトの新機種も展示しています。いずれもACトラクション・エレクトリック・コントロールやACポンプ・エレクトリック・コントロールを搭載しており、温度・速度センサー付きのモーターにより自律的な保護、メンテナンスを実現しています。また、回生ブレーキ機能によってブレーキ時に25%のエネルギーを快復できるため、バッテリーの寿命の大幅な延長にも成功しています。

ズームライオンの優先事項、デジタル化

ズームライオンが特に優先事項としている目標の一つに、デジタル化があります。バウマ2022では高所での作業や土工機械用のインテリジェントな遠隔操作プラットフォームを展示しています。この特注のインテリジェント・プラットフォームはモニタリングやレンタル管理を行うためのもので、機器のポジション調整や監視、故障診断、施錠・解錠といったタスクを簡単に完了できる他、レンタル契約やレンタル料の支払いを管理し、リモートでリアルタイムに機器の情報を入手することができます。

バウマ2022でズームライオンは複数の新製品ローンチイベント、製品セミナーやロードショーを予定しています。より詳しい情報や知識をお求めの方は是非FS905/2ブースへご来場ください。

「バウマ2022でインテリジェントで持続可能な製品やデジタル化サービスを披露し、私達のパートナーと共有できることを大変光栄に思います。」とズームライオン・オーバーシーズ・カンパニー(Zoomlion Overseas Company)のアシスタント・ゼネラル・マネージャー、Fan Zhide氏はコメントしています。「2022年はズームライオンの設立30周年にあたります。私達は顧客に価値をもたらし、企業の社会責任を実現することを目指す、業界の先駆的なリーダーとして、デジタル化、インテリジェンスの導入、環境への配慮といった変化を進めて、より良い持続的な未来に貢献しようと注力しています。」