台湾の循環型デザイン特別プロジェクト「the SP!RAL」がDESIGNART Tokyo 2022で開幕し、行動を通した循環を共同で推進

【台北2022年10月27日PR Newswire】DESIGNART Tokyoは東京を舞台に2017年から毎年秋に開催され、世界中からデザイン、アート、インテリア装飾、ファッションなど多様なプロジェクトを集め、東京のさまざまな空間に展示されて都市を展示会場とするコンセプトを実現している。今年の展示会は「Into the Emotions」をテーマに10月21日に開幕し、30日まで開催される。10日間の会期中、DESIGNART Tokyoはデザインとアートで人々が街を織りなすように歩き回るよう導き、その1つ1つの出会いからさまざまな感情や経験を掘り起こす。

TDRIはDESIGNART Tokyo 2022で台湾の7つの循環型デザインブランドによる刺激的な製品を展示し、台湾の循環型デザインの哲学を世界に紹介する
TDRIはDESIGNART Tokyo 2022で台湾の7つの循環型デザインブランドによる刺激的な製品を展示し、台湾の循環型デザインの哲学を世界に紹介する

台湾デザイン研究院(Taiwan Research Institute、TDRI)は主催者からの特別招待を受け、メイン展示会場のキュラトリアルテーマ「Next Circulation: Sustainability & Technology(次の循環:持続可能性とテクノロジー)」に呼応し、台湾の循環型デザインに関する特別プロジェクト「the SP!RAL」を発表した。メイン会場には台湾の循環型デザインブランドから次の7ブランドが出展。W Glass ProjectとHsiang Han Designのコラボレーションによる、リサイクル技術を通したガラスの美しさを展示する「CRYSTIN」。Fenko Catalysis Chamberによる100%の紙糸を使った想像を超えたコート。The Young Squareが開発したハニカム構造の柔軟な家具。Essence Design & Craftによる竹で編んだライフスタイル製品。台湾の漁網のリサイクルナイロンを使用したDuolog Designの「Hibang Circular Glasses」。世界初のオフライン廃棄物リサイクルシステム「TRASHPRESSO」を使用したリサイクル・再生素材のMiniwizの多機能スピーカー。電気機器の廃棄物を使用したTPCreativeの円形のコースター。いずれの製品も、持続可能で循環性の理念とブランド精神および製造技術が一体化し、日常生活のさまざまなシーンで創造的な魅力と実用的な価値を実現している。

この特別企画は台湾のデザイン哲学と視点に基づき、「台湾から世界へと螺旋を描く循環の創造」をビジョンとして掲げている。この展覧会を通して台湾の循環型デザインの力を存分に示すことで、より多くの人々に台湾が循環の哲学を日常生活の中で実現し、最終的に世界に貢献していることを理解してもらうことができる。また、この展覧会にはさまざまな国のデザイナーが集まり、デザインを通じて交流し、相互の意思疎通が可能である。TDRIはDESIGNARTと友好的な関係を築き、将来的には「Asia Design Relation(アジア・デザインのつながり)」ツアーで協力し、アジアのデザインを結びつけ、われわれの影響力拡大に協力して取り組むことも目指す。

展示会日程:2022年10月21日(金)-10月30日(日)

時間:10時-18時

展示会場:ワールド北青山ビル

参加ブランド:duolog design、Essence Design & Craft、Fenko Catalysis Chamber、Miniwiz、 The Young Square、TPCreative、W Glass Project x Hsiang Han Design

▽TDRIについて

TDRIは台湾のクリエーティブ産業の発展を牽引する総合サービスプラットフォームとして、デザイン人材の能力向上、産業デザインのイノベーション推進、デザイン政策メカニズムの確立、公共サービスイノベーションの促進、社会デザインイノベーションの進展、国際デザイン交流の促進を主な使命としている。TDRIは長期にわたる努力により、国内外においてDesigned in Taiwan(DIT)の優れたイメージを確立した。今後もTDRIはデザインイノベーションを通じて台湾の国際競争力を高め、産業と社会に持続可能な発展のための指針を提供し、すべての市民の生活の価値を高めていく。