中国、寧徳、2022年10月27日/PRNewswire/ --新しいエネルギーの最先端技術分野における世界的なリーダー、コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー(Contemporary Amperex Technology Co., Limited、CATL)は、オーストラリアのメルボルンで10月26~27日に開催されるオーストラリア最大で最も期待されていたクリーン・エネルギー関連のイベント、オール・エナジー・オーストラリア(All Energy Australia)で、同社が誇る最高レベルの、全てのシナリオに対応できるエネルギー貯蔵ソリューションを展示します。
同社のブースでも特に注目を集めているのが、CATLの最高級ラインの屋外用液冷バッテリー・システムで、長寿命かつ高度のインテグレーションと安全性を備えた、EnerOneです。
- 280Ah LFPセルを搭載し、最大10,000サイクルのサイクル寿命を誇るEnerOneは統合型液冷システムによってセル間の温度差を摂氏3度以内に制御することができます。これは業界平均の5〜8度と比べて大幅な改善であり、同製品の長寿命に貢献しています。
- 床面積はわずか1.69平方メートルで、従来の空冷製品より35%小さく、工事費用が軽減されます。また、動作電圧が600–1,500ボルトのインバーターに対応しています。
- EnerOneはセル、モジュール、ラック・レベルに関する様々な重要なテストに合格しています。UL9540A テスト・レポートを取得しており、このテストでは、消火システムの助け無しでも火災やその他の熱伝導が生じませんでした。
加えてEnerOne は世界最高のプロフェッショナル・サービス企業の一つ、GHDによるオーストラリア標準の製品コンプライアンス・レビュー・レポートを完了しています。CATLはこのレポートを完了した初のエネルギー貯蔵ソリューション・プロバイダーです。
オーストラリアのエネルギー移行を助ける最高のエネルギー貯蓄ソリューション
オーストラリア大陸は1平方メートルあたりの日射量が最も高い大陸です。上質で豊富な太陽光を得られることは、太陽光発電においてオーストラリアの強みとなっています。世界がカーボン・ニュートラルに向かう中、オーストラリアもまた再生可能なエネルギー生成の割合を高めることでクリーンなエネルギーへの移行を強化しています。
新しいエネルギーの最先端テクノロジー分野の世界的なリーダーとしてCATLは、オーストラリアで複数のバッテリー・エネルギー貯蔵システムのプロジェクトを進めるべく、様々なパートナーと手を組んでいます。これらのプロジェクトには、西オーストラリア初のグリッド接続されたバッテリー・エネルギー貯蔵システム、南オーストラリアのトーレンズ島での250MWh バッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクト、そして民間資本によるものとしては現在オーストラリアで最大で、ビクトリアで進行しているグリッド接続バッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクトなどがあります。同時にCATLは、ニュー・サウス・ウェールズにある病院の屋上太陽光発電システムへエネルギー貯蔵システムを提供し、太陽光エネルギーの効率良い貯蔵によって病院の費用を軽減し、持続可能な開発に貢献しました。
EnerOne に加えてCATL はコンテナ収納液冷バッテリー・システムのEnerC、UPSリチウム・バッテリー・ラック、ベース局向けの48100バッテリー・モジュール、住居用エネルギー貯蔵用の製品なども展示しており、発電、送電、配電、電力消費における全シナリオを完璧に網羅し、エネルギー貯蔵事業における同社の全方位に対する戦略的な計画や技術的な強みを披露しています。
2021年にCATLは全世界におけるエネルギー貯蔵バッテリー製造において市場一位を獲得し、世界中で100以上のユーティリティー・スケールのプロジェクトをサポートしました。2021年上半期にCATLのエネルギー貯蔵システムの総売上高は、前年度比で171%増加しました。