福建省の過去10年間:より豊かに、よりグリーンに

【福州(中国)2022年10月24日PRNewswire】

chinadaily.com.cnのニュース報道:

中国東部・福建省の域内総生産(GDP)が、2012年以降、2兆元(2790億2000万ドル)、3兆元、4兆元と連続して大幅に躍進し、年平均成長率は8.1%に達した。

2021年の福建省のGDPは、全国8位の4兆8800万元に達し、一般財政収入は5744億元と、年平均で7.4%伸びた。住民1人当たりの可処分所得は4万659元で、全国7位、年平均で8.5%伸びた。

福建省は過去10年間、科学的イノベーションの強化を目指す取り組みを強化してきた。中国最大のハイブリッド米の生産省であり、白羽ブロイラーを独自に飼育し、水産物の養殖技術でも全国をリードしている。また、省内のハイテク企業数は2021年に8900社を上回った。

実体経済が福建省の発展を際立たせており、製造業の付加価値は同省GDPの34.2%を占めている。

福建省はまた、デジタル経済、海洋経済、グリーン経済、文化・観光経済を強化している。2021年にデジタル経済が生み出した付加価値は2兆3000億元を超え、GDPの47.6%を占めた。海洋経済の総生産も1兆1000億元を上回っている。

過去10年間、福建省は調和のある開発を主張しており、都市部と農村部のよりバランスの取れた発展を実現してきた。省はアモイ、ショウ州、泉州の総合的な発展を強化し、福州と泉州のGDPは1兆元を超え、都市化率は69.7%を達成した。

福建省は中国の沿岸地域の中で開放政策を最初に実施した省の1つであるとともに、古代の「海のシルクロード」と現在の一帯一路イニシアチブ(BRI)の中核的地域でもある。BRI関連の国・地域との貿易の年平均成長率が8.4%に達したことは、福建省が「グローバルな売買」を実現する道の先頭に立っていることを示している。

福建省はまた、グリーンな開発でも大きく前進し、経済発展と環境保護の間で均衡をとっている。中国の人口の3%、国土の1.3%、エネルギー消費の2.9%を占める福建省は、中国全体の経済生産の4.3%を生み出している。

(日本語リリース:クライアント提供)