GWMの新エネルギー車が前年比で14%増加し、世界市場に向けて新モデルをさらに投入

【保定(中国)2022年10月13日PR Newswire】GWMが10月10日に発表した最新の販売データによると、1月から9月までの新エネルギー車の累計販売台数は前年同期比で14.31%増の9万6916台に達し、新エネルギー市場で同社の競争力が向上していることを示した。

GWM の新エネルギー車が前年比で14%増加し、世界市場に向けて新モデルをさらに投入
GWM の新エネルギー車が前年比で14%増加し、世界市場に向けて新モデルをさらに投入

GWMは、HEV、PHEV、EVの動力形式を網羅する新エネルギー製品を数多く発売し、グローバル市場における販売の大幅な伸びを達成した。

HAVALは単一ブランドとしてさまざまなハイブリッド車を発売しており、その中でもH6 PHEVとH6 HEVは際立った販売成績を上げている。

このほど、中国とタイでHAVAL H6 PHEVの販売が正式に開始になった。タイでの発売では、HAVAL H6 PHEVの受注台数が40分で1000台に達した。

HAVAL H6 PHEVは1.5GDITエンジンと世界をリードする専用ハイブリッド2速トランスミッション(DHT)を搭載し、パワーと燃費のバランスを保ちながら、走行シーンに応じて電気あるいはハイブリッドといった最適な走行モードへの自動切り替えを実現している。

中国の有名自動車ウェブサイト「Autohome」はテストドライブの後、「HAVAL H6 PHEVのギアシフト操作は非常にスムーズで、間延び感やぎくしゃく感が全くない。高速域に達しても、ターボ付きエンジンのサポートにより、その加速には力強さと持続性がある」と評論した。

HAVAL H6のハイブリッド仕様は、タイ、オーストラリア、南アフリカなどさまざまな市場で発売されており、市場での優れた実績を達成している。

GWMの完全電気自動車ブランドであるORAも素晴らしい販売実績を達成している。同社が発表した販売データによると、今年1月から9月までのORAの全世界販売台数は8万4721台である。タイでは、Autolife Thailandの統計によると、ORA GOOD CAT(一部海外市場ではFUNKY CATとも呼ばれる)は今年1月から8月までの現地EV販売で1位になり、42.4%の高い市場シェアを獲得している。

GWMのもう1つの新エネルギー車であるWEY COFFEE 01は、10月10日にドイツ連邦経済・輸出管理庁(BAFA)の「適格電気自動車リスト」に掲載された。この車には2つのバージョンがあり、価格はそれぞれ5万5900ユーロと5万9900ユーロ。

GWMは、自動車のネットワークセキュリティー管理を重視している。ORA FUNKY CATとWEY COFFEE 01は、UN Regulation No. 155(自動車向けサイバーセキュリティー管理)に適合している。この2車種は、まもなく欧州で発売される予定である。

現在、GWMの新エネルギー転換は活発化している。同社は異なる特徴を持つ新エネルギーモデルをさらに世界市場に投入し、販売増の勢いを維持する計画である。