【徐州(中国)2022年9月15日PR Newswire】XCMG Construction Machinery Co., Ltd.(SHE:000425)は6月30日まで上半期の売上高を382億400万人民元(55億2000万米ドル)と発表した。前年同期比28.23%の減少で、業界平均と比べて小幅な減少だった。輸出からの売上高は124億8800万元(18億ドル)と、前年同期比157.28%増加した。
有形資産再編完了後の試算財務諸表によると、「新XCMG」は中国の建設機械業界では全売上高と純利益でナンバーワンである。さらにXCMGの中間配当計画で10株当たり2.3元の配当(税込み)が提案された。
建設機械業界は5年間の急成長の後、2021年第2四半期から下降傾向を見せ、それは今日も続き、中国の国内市場は景気調整の真っただ中にある。試練に直面するXCMGは主力事業に専念しつつ、「5つの柱と10の新興戦略業種」という新たな産業構造計画を策定した。
*巻き上げ機械事業部は激しい競争市場でリードを続ける。市場シェアは3.1%上昇し、欧米の高機種市場では全地形対応クレーンの販売が突出している。
*クローラークレーンの市場シェアは8.1%上昇した。XCMGはトラッククレーンの事業範囲を拡大し、新たな収益成長の機会を開拓した。
*XCMGの消防安全機器は消防車(はしご車)とブーム型高所作業プラットフォーム(AWP)で第1位を維持し、新拠点の2期工事に着工した。
*XCMG Environment Technologyは市場シェアと売上高総利益率を伸ばしている。
*事業別の売上高では、小型建設機械が100.3%、メンテナンス機械が18.3%、フォークリフトが89.5%、情報産業が23.4%それぞれ増収となった。
「新XCMG」は海外市場で主導的地位を固めている。
2022年上半期にXCMGの海外法人は71.8%増収と目覚ましい業績を上げた。XCMG Brazilの上半期売上高は2021年全体を上回り、利益と全体指標が大幅に向上した。XCMGの北米プロジェクトは企業登録と用地選定が完了し、ドイツのSchwingの売上高は盛り返し、インドのSchwingは68.5%増収で共同開発の模範になった。XCMG Indiaは正式操業に入り、同グループのウズベキスタン子会社は前年同期比69.1%の増収を報告している。
XCMGのLu Chuan社長は「新XCMGは変革と向上、質の高い発展の達成を忠実に守る。世界クラスのソフトウエア基盤に支えられたデジタルテクノロジーの推進を続け、ビッグデータやAI、5G、産業IoT、デジタルツインなど情報技術の研究開発を強化する。成長と利益のための中核的競争優位性を築くために、イノベーションチェーンと産業・サプライチェーンを一層拡大して安定させる」と述べた。
ソース:XCMG