HONORが技術の力によりアイコニックな文化的ランドマークを変革

*新しいGateway to the Futureイニシアチブはメタバースの時代に文化をよりアクセスしやすくし、引き込むことが目的

【ベルリン2022年9月5日PR Newswire】

グローバル・テクノロジーブランドHONORは3日、技術の力で文化遺産を豊かにするイニシアチブ、「Gateway to the Future」を発表した。HONORは、IFA 2022の基調講演で発表され、2人の人気アーティストに、AR(拡張現実)を使用してハンブルクのシュパイヒャーシュタットにあるアイコニックなランドマークでユネスコ(UNESCO)世界文化遺産であるバッサーシュロスを創造的に再構築するよう課題を提供した。メタバースへの関心の高まりとハイブリッドツーリズムの成長を背景に、このプロジェクトは世界が文化の結び付きを受け入れる中で、AI(人工知能)、AR、空間オーディオなどのイノベーションを活用して、より没入型の方法でコミュニティーと文化を結びつけ、グローバルツーリズムの回復をサポートするよう、世界のクリエーティブな人材を鼓舞することを目的としている。

HONOR Device Co, Ltd.のGeorge Zhao最高経営責任者(CEO)は「HONORはグローバルなテクノロジー企業として、人々が過去の文化財を祝い体験できるようにすると同時に、未来の可能性を発見できるようにするスマートデバイステクノロジーの開発にコミットしている。当社は、AR・AI技術が台頭し、世界中のスマートフォンユーザーにさらに多くのフィジタル体験を提供するために使用され、ハイブリッドツーリズム・ブームに貢献すると予測している。観光以外にも、このテクノロジーは他の多くの産業やコミュニティーに利益をもたらす可能性を秘めている。まさにGateway to the Futureである」と語った。


▽メタバースで文化遺産を祝う

ドイツの「世界への玄関口」として有名なハンブルクは、コミュニティーの長期にわたる文化、コラボレーション、イノベーションを受け入れることで、港湾都市から繁栄する大都市へと発展した。HONORは、ハンブルクの変容の歴史に触発され、デジタル文化の高まりに貢献し、世界中の人々にメタバースの文化財を再構築するよう促すことを目的として、プロジェクトのパイロット場所としてハンブルクを選択した。

HONORはこのプロジェクト実現のため、AR・VR開発会社であるARLOOPAと提携し、有名なバッサーシュロスの建物をARでクリエーティブに変革したアーティストのユヌエネ(Yunuene)とティモ・ヘルゲート(Timo Helgert)の両氏を称えた。

ユヌエネのGateway to the Futureへのコントリビューション「Sailing Through Time」は、ハンブルクの港の進化に敬意を表し、海上物流におけるイノベーションが時間の経過とともにどのように変化したかを、同氏の特徴的な視覚的美学で示している。ティモ・ヘルゲート氏の体験「Blooming Future」は、より未来的なアプローチを取り、世界で最も緑豊かな都市の1つとしてのハンブルクの地位を活用し、美しい植物や絶滅危惧種が繁栄できる緑の未来でバッサーシュロスがどのようになるかを創造的に想像し、歴史的建造物を別世界の領域に誘う。

ユヌエネ氏の「Sailing Through Time」
ユヌエネ氏の「Sailing Through Time」

 

ティモ・ヘルゲート氏の「Blooming Future」
ティモ・ヘルゲート氏の「Blooming Future」

▽AIとAR の力で没入型体験を解き放つ

この体験を通じてHONORは、ハイブリッドツーリズムにも貢献している。ハイブリッドツーリズムは、世界的な観光の回復を受けた新たなトレンドであり、旅行者はパンデミック期間中にデジタルの進歩がもたらされ、物理的旅行体験に利益をもたらし、それを強化することを期待している。バッサーシュロスでのAR体験は、デジタル世界と物理世界を結びつけ、旅行者がまったく新しい方法で文化を体験できるようにする。HONORは、AI Space Identification、Spatial Audio、ARなどの技術に一貫して投資しており、デジタル革命に適合する強化された没入型体験を実現している。

UNESCO World Heritage Hamburg(ユネスコ世界遺産ハンブルク)のBernd Paulowitz所長は「Warehouse District(倉庫地区)は、世界最大級の貿易港の歴史・文化を保護・保存することを目的として、2015年にユネスコ世界遺産に指定された。拡張現実など新興テクノロジーの出現により、いまや文化遺産について未来の世代を新しく刺激的な方法で教育し、引き込むことが可能となった。このことから、HONORのGateway to the Futureイニシアチブを支援することを誇りに思う。このイニシアチブは、ドイツにとって同地区の重要性を祝うだけでなく、グローバルな大都市としてのエキサイティングな未来も提供している」と語った。

Hamburg Tourism Boardの広報責任者、Guido Neumann氏は「何年にもわたる世界的ロックダウンの後、観光が新たな高みへと急上昇する中、HONORのようなブランドが、人々が再び世界を探索し始める際に、新しく豊かな体験をもたらすのを見られるのは素晴らしいことである。今夏、われわれの街には2019年夏と同じ水準の訪問者が再び来た。これは、テクノロジーによって可能になった、新しくインタラクティブで文化的な魅力が一因である。世界への玄関口としてのハンブルクの地位に触発され、ハンブルクの訪問者と住民がより没入型な方法でユネスコの世界遺産であるシュパイヒャーシュタットとつながることができるとわれわれが確信している、Gateway to the Futureイニシアチブと提携することをうれしく思う。旅行者は文化的ランドマークとの交流における仮想レイヤーをますます期待しており、ハイブリッドな体験に対する大きな需要が見られる。今こそ、観光におけるテクノロジーの力を利用し、世界中の観光客に魔法のような体験を生み出す絶好の機会である」と語った。

▽HONOR Talentsでコミュニティーを再構築

HONOR Talents Global Design Awardsの一環として立ち上げられたGateway to the Futureはまた、世界中のクリエーティブな人材にインスピレーションを与えてテクノロジーを活用し、メタバースの時代に自分たちのコミュニティーを再構築することも目指している。HONOR Talentsは初めて、専用のAR双方向アートワークデザインカテゴリーを導入し、現在、建物、壁、公園、およびその他の公共スペースのデジタルオーバーレイを含め、彼らのコミュニティーを変革するデジタルアートの応募を受け付けている。コンテストに関心のあるアーティストは、https://www.hihonor.com/honor-talents/en で詳細情報を確認することができる。Gateway to the Future AR体験に加え、HONORは中国の中央美術学院(CAFA)と提携し、「INFINITY」というタイトルの新しいARアートワークを生み出している。このアートはARLOOPAアプリを通じてHONORのIFAブースで入手可能である。

▽AR体験がいまやライブに

本日から年末まで利用可能なGateway to the Future AR体験には、ARLOOPAアプリの専用の HONORページから無料でダウンロードし、アクセスすることができる。ユーザーは、ハンブルクのサイト、または世界中のどこでもARアートワークを体験することができる。このオンサイト体験はバッサーシュロスの建物に固定されており、ランドマークの向かいにある橋、ポッゲンミューレンブリュッケから見ることができる。ハンブルクにいないユーザーは、アプリ上で「experience on any surface」を選択し、画面上の指示に従って、近くの平らな面でAR体験を仮想的にチェックアウトすることができる(注1)。

▽HONORについて

HONORは世界をリードするスマートデバイスのプロバイダーである。同社は世界的にアイコニックなテクノロジーブランドになり、同社の強力な製品・サービスを通じてすべての人のために新しいインテリジェントな世界を切り開くことに尽力している。研究開発に揺るがぬ焦点を合わせ、さらなる高みを追求して達成し、さらに行動する自由を世界中の人々に提供する技術開発にコミットしている。あらゆる予算に合う一連の高品質なスマートフォン、タブレット、ラップトップ、ウエアラブルを提供し、革新的でプレミアム、かつ信頼できるHONORの製品ポートフォリオは、人々が自身を進化させることを可能にする。

詳細については、HONORオンラインwww.hihonor.com を参照するか、newsroom@hihonor.com にeメールを。

http://community.hihonor.com/ 

https://www.facebook.com/honorglobal/ 

https://twitter.com/Honorglobal 

https://www.instagram.com/honorglobal/ 

http://www.youtube.com/c/HonorOfficial 

(注1)最高のエクスペリエンスを得るには、ARCoreないしARKitと互換性のあるスマートフォンの使用を推奨する。

ソース:HONOR