【済寧(中国)2022年8月23日PRNewswire】
*CRI Onlineのニュース報道:
使えば櫛(くし)、使わなければ木製の工芸品になる。山東省嘉祥県大張楼鎮にあるZhou Guangsheng Wood Carving Co., Ltd.の製品展示場には、裏面に花瓶にさした1本のバラの花模様が描かれ、房で飾られている紫檀製の櫛が展示されている。家族愛、健康、安全を象徴する櫛の魅力と洗練された美しさは、このように展示されることでさらに引き立つ。木製の櫛は非常に人気があり、Taobao、Tmall、JD.comなどのオンラインプラットフォームで100万個以上販売されている。
嘉祥木彫は山東省の無形文化財の1つである。創造的なデザインと生産を通じて鮮やかで芸術的な美しさを際立たせ、ユーザーは伝統文化の魅力を味わうことができる。
Zhou Guangshengは、櫛の芸術的な魅力を高め、斬新さを強調するため、製品デザインの芸術面を専門とする15人のデザイナーを採用し、革新的デザインチームの強化を推進した。
Guochao(国潮)、つまりチャイナシックなトレンドを取り込んだ嘉祥のデザイン商品は、若者の間で非常に人気があり、オンラインブランドとしてTaobao、JD com、Tmal、Pinduoduo、Vipshopなどの大手電子商取引プラットフォーム上で販売されている。さらに、ライブストリーミング用に5、6人のチームが特別に設置された。Douyinのライブマーケティングを通じ、オンラインのインフルエンサーやスターを招待して販売促進に当たっている。
Zhou Guangsheng Wood Carving Co., Ltd.は木製櫛の知的所有権を保護するため、70件以上の特許を出願し、20件の実用新案と4件のコンピューターソフト著作権を取得している。2021年の第13回中国(山東)美術工芸博覧会の山東芸術工芸デザインイノベーションコンペ部門で、「杏壇木製櫛セット」が金賞を受賞した。同社は2022年になってから、50万個の木製櫛を生産し、売上高は3000万元(約400万ドル)を上回っている。