210 PERCセルが24.5%の効率を達成し、トリナ・ソーラーが24回目の世界記録更新

【常州(中国)2022年7月14日PR Newswire】トリナ・ソーラー(Trina Solar)のState Key Laboratory of PV Science and Technology(SKL PVST)は7月5日、同社独自の工業用大面積210mm×210mm高効率PERC太陽電池が24.5%の効率を達成し、中国計量科学研究院(National Institute of Metrology, China)によって独自に確認されたと発表した。これは210 P型単結晶シリコンPERCセルの新記録を塗り替えるものである。トリナ・ソーラーが世界新記録を樹立するのは今回が24回目であり、同社の長期にわたる技術リーダーシップを示している。

多層反射防止、超微細メタライゼーションフィンガー、スーパーMBBなどのトリナ・ソーラーの技術が大面積210mm高効率PERCセルの24.5%という優れた効率を実現した。

トリナ・ソーラーの高効率セル・モジュール研究開発(R&D)センター所長のYifeng Chen博士は「われわれの技術チームが開発した最新の成果を発表できることを誇りに思う。PERCは低コストの非常に成熟した工業技術である。われわれの最新の成果は、大量生産の成熟技術におけるトリナ・ソーラーR&Dチームの精力的で革新的な能力を示している。われわれは大量生産技術へのR&D投資を継続して行い、顧客にとってより高い価値を生み出すことに注力している」と語った。

トリナ・ソーラーは、研究所で達成された効率を迅速に工業化し、高効率セルの大量生産での技術リーダーシップを確固たるものにするため、常に革新的な技術を製造に移転することに重点的に取り組んでいる。高効率、高価値の製品が太陽光発電業界全体に有益となるようにするためだ。

業界が発展するのに伴って、600W+の工業化は一般的な選択肢となっている。210プラスP型の成熟技術は、業界全体が600W+の超高効率の新時代に入るための強固な基盤を築いた。R&D、製造、応用の間の連携を強化するためのバリューチェーン全体のパートナーの共同の取り組みによって、210の最新効率の工業化は非常に速いペースで実現し、太陽光発電業界のコスト低減の新たな道を開くだろう。

ソース:Trina Solar Co., Ltd