【広州(中国)2022年7月4日PR Newswire】GACテック・デー(Tech Day)が2022年6月28日、GAC R&D Center(GAC研究開発センター)で開催された。「テクノロジーの実現」というテーマに沿って、GAC GROUPはインテリジェントコネクティビティー、バッテリー、パワートレーンの技術分野で大量生産に適用できるいくつかの技術的業績を発表した。また、このイベントはGAC GROUPの25周年記念式典と重なって開催された。
GAC GroupはX-SOUL電気・電子アーキテクチャーに基づき、独自に開発した業界初で車両全体にわたり、クロスドメインかつ標準化されたオペレーティングシステムのPsi Operating Systemを紹介した。このシステムはインターフェースとコアコンポーネントを統一することで、車両コンピューターシステムのソフトウェア互換性を効果的に向上させる。
改良された新ADiGoエコシステムも発表された。同エコシステムは、いまや運転支援テクノロジーに加えてスマートコックピットソリューションを含むまでに拡張されている。
ADiGO SPACEインテリジェントコックピットシステムは、0.6秒未満で応答するインテリジェント音声システムおよび最新のインフォテインメントコンテンツを備えた最高級サウンドシステムを特徴としている。
一方、アップグレードが施されたADiGO PILOTインテリジェント運転システムは今、39個の高度なセンサーと高性能コンピューティングプラットフォームを装備している。ADiGO PILOTは高度な運転支援テクノロジーやインテリジェントパーキングだけでなく、自律運転タクシーサービスでも使用されている。
また、GAC GROUPは微結晶テクノロジーをベースに作られた新世代のスーパー鉄リチウム電池(SmLFP)を発表した。これにより、市販されている通常の量産型リン酸鉄リチウム電池セルよりもセル品質エネルギー密度が13.5%高く、体積エネルギー密度が20%高い電池を提供する。SmLFPテクノロジーの他に、GAC GroupはMega Wavesハイブリッドモジュラーアーキテクチャーを紹介し、1.5L水素燃料エンジンを初公開した。この水素エンジンは0.84kg/100kmの水素燃料消費が特徴である。この2つのテクノロジーは、カーボンニュートラル達成に向けた同社の取り組みにおいて重要なソリューションとなる。
水素動力のMPVコンセプトカーであるSPACEも公開された。中国建築にヒントを得たこの車の最先端デザインは、新テクノロジーによってより良い生活のビジョンを取り入れたもので、GACのイノベーションの追求を反映している。
GAC MOTORは、GAC Groupのイノベーションの使命に向けた指導の下、ブランド価値の中核に「テクノロジーとイノベーション」のコンセプトを持ち続ける。2022年GACテック・デーで紹介された革新的テクノロジーは、競争がますます激化するグローバル市場においてGAC MOTORが発展することの鍵になる。GACは低炭素でモバイルフレンドリーな未来の構築という目標に向け、同社の強力な開発力とテクノロジーの発展を新たな高みへの旅に生かすことを約束する。