人民網日本語版
中国疾病予防管理センターの公式サイトのスクリーンショット
中国疾病予防管理センターはこのほど、公式サイトで、今年10月1日に重なった国慶節(建国記念日)と中秋節(旧暦8月15日)に合わせた8連休中の旅行をめぐる注意点を掲載し、新型コロナウイルス感染症のパンデミックは依然として続いており、不必要な海外旅行はできるだけ避けるようにと呼びかけている。陝西都市快報が報じた。
中国大陸部は全域が低リスク地域
8連休中は通常の旅行が可能
中国大陸部では、8月21日以来、本土で感染した国内症例、無症状患者は0人が続いている。そして、8月29日から現在に至るまで、中国大陸部は全域が低リスク地域だ。
中国疾病予防管理センターは、「現在、中国国内各地は全域が新型コロナウイルス感染症の低リスク地域で、通常の旅行が可能」としたうえで、「旅行中は、旅行先の新型コロナ対策に従うと同時に、個人レベルでも対策を万全に講じなければならない。もし、発熱や旅行に適さない症状が表れた場合は、旅行の日をずらすか中止にするように」と呼びかけている。
海外旅行の場合は最長で前後28日間隔離も
不必要な海外旅行は控えるのが最善
新型コロナウイルス感染症のパンデミックは依然として続いており、それぞれの国や地域が異なる旅行制限措置を講じている点には注意が必要だ。海外旅行中に、旅行先の国や地域が入国する旅行者に対して14日間の医学的隔離観察を求めている場合、帰国時の入国の際にも14日間の隔離経過観察が求められるため、前後合わせて最長で28日間隔離されることになり、短期旅行の場合、大きな影響を受けることになる。そのため、旅行可能な日数をよく考慮し、8連休中はできるだけ不必要な海外旅行は避けた方がよさそうだ。