敷地約3000㎡を有し、祖先は大官僚の住民が、政府から立ち退き料100億元(約1600億円)を提示されるも移転拒否。中国で最も気骨のある「釘子戸」と称賛されています。
このとてつもなく強く偉い立ち退き拒否住民「釘子戸」は河南省鄭州市の人です。この3000㎡のお屋敷は「任家古宅」と呼ばれ、18世紀乾隆帝の時代に建てられた超豪華な官邸、200年以上の歴史を持って、七代に渡って受け継がれています。
この歴史的建造物の主人は、立ち退き代金1600億円を受け取る代わりに、政府に古建築遺跡の保護を申請した模様です。さらに、この歴史的建造物を河南省鄭州市の「天祥博物館」として一般無料開放されています。
日本の皆さん、何かと拝金主義!と言われる中国ですが、河南省鄭州市の「天祥博物館」、1600億円を蹴った中国人・名家の心意気などに触れてみるのはいかがでしょうか。