最近、長春市南湖近くの公衆トイレが話題になっています。地元新聞でも「超クリーン・ハイテク・公衆トイレ」として称賛されています。この公衆トイレは南湖大路と南湖新村街の交差点にあります。トイレのデザインが斬新で目立っています。“公衆トイレ”の掲示がなければとてもトイレとは思えないちょっとしたロッジのような建物です。
トイレの内部もたいへん斬新、ウォーター・サーバー、暖房設備、携帯充電器、授乳室、障害者用トイレなどなど公衆トイレの「五つ星」とも言えほど至れり尽くせりです。さらには空気浄化システムや泡水式水洗式を採用していてたいへん清潔で、全く異臭はありません。
トイレに設置された授乳室には、乳幼児用ベッド、チャイルドシート、母親のための休憩用椅子も並んでいます。障害者トイレ室はまるでフルスペックの自宅のトイレのようです。障害者用の手すりはもちろん、障害者用便座、洗面台、ティッシュペーパー、ハンドウォッシュ液はもちろん、ハンドドライヤーなども揃っていて、もしもの時のための緊急用ボタンも設置されています。エヤコンも抜群に効いていて、寒い冬トイレに入ってもどこも縮み上がることなく大丈夫です。
この「五つ星」ハイテク・公衆トイレの完成は2018年末ですが、長春市では市内いたるところに「五つ星」トイレを設置していく予定だそうです。中国のトイレは汚い!といった汚名払拭。日本人のみなさん、長春ではどんなに超辛い中華料理に挑戦しいただいても大丈夫です。
ようこそ長春へ!