北京・上海の1人当たりの年収は6万元(約100万円)超え 全国平均の2倍強の水準

国家統計局と地方統計局は2018年度全国31省(自治区、直轄市)の住民1人当たりの可処分所得を公表しました。公表値によると2018年の全国住民1人当たりの可処分所得は28,228元(約47万円)でした。2018年、北京市の1人当たりのGDPは6.45万元(約100万円)でした。

中国31省・直轄市の中で、2つの都市が1人当たり可処分所得が6万元を超え、いわゆる“6万元クラブ”入りしました。一つは上海、住民1人当たり6.4万元超、北京は6.45元に達しました。いずれも全国の平均所得の2倍を超えています。

給与水準から見れば、北京の民間金融機関の従業員が14.5万元(年平均給与額)、非民間・公営企業では北京外国投資企業の従業員が17.54万元(年平均給与)でトップとなりました。

各省・直轄市の平均所得TOP5は、北京、上海に続いて3位浙江(45,840元/約74万円)、4位天津(39,506元/約58万円)、5位江蘇(38,096元/約61万円)の順でした。