ブラジルのデジタル銀行がChatGPTを週4日勤務制度の味方に

【サンパウロ2023年3月7日PR Newswire】ChatGPTは発表以来、複数の分野で専門家らに注目されています。ブラジルの大手フィンテックの1社であるEfiはさらに進めて、プロセスの最適化にこのシステムを利用し始めました。スリム化に熱心で週4日勤務の同社は、活動に費やす時間の最大40%削減に役立つことを確認しました。


Company uses ChatGPT to save time on simple activities, such as writing e-mails and less complex code

EfiのAlexandre Santana CRMマネージャーの見方では、一部のアナリストの考えとは異なり、ChatGPTは専門家に取って代わるものではなく、プロセスをよりスムーズに、客観的かつモジュール化するため、手動によるエラーの可能性を減らします。「当社のテストでは、AIをインテリジェントに使用することで、さもなければ何時間もかかる作業を数分で可能になりました。特にこの技術が進化するにつれて、これらのツールを使える能力が必須になることは間違いありません」とSantana氏は述べた。

▽日常業務を減らし、もっと戦略を

約 400人の従業員のワークライフバランスを向上させるため週の就業日数短縮を実施して以来、Efiは業務の合理化をさらに重視し始めました。ChatGPTを使ったコード生成や、メール作成、プロジェクトスコープ作成などの定型業務に加え、会議の削減など、日常生活をより戦略的にするための取り組みを行っています。

ChatGPTを使うことで、開発者はより高度な作業に時間を割くことができ、マイナーでより基本的なコード作成はツールに任せることができます。いかなる場合でも、作成された規準には注意が必要であると、ソフトウエア作成者のLeony Assis氏は警告しています。 「100%明確であることを確かめるため基準を点検することが重要です。したがって、開発されているソフトウエアの目的と関連する技術を完全に理解する必要があります」。

Efiは、AIはユーザーのフィードバックからアイデアを生み出し、彼らが何を必要としているのかをよりよく理解し、システムアーキテクチャの段階で最適なコンポーネントや構造を特定するために使用することもできると結論付けました。

また、情報セキュリティーや知的財産に関する社内ポリシーを作成し、機密データがプロンプトに挿入されることを防いだことも重要なポイントでした。

▽Efi Bankについて

金融ソリューションを専門とするEfiは、ブラジル全国で37万人の顧客を持つ決済機関で、毎年、40億米ドルを上回る資金を動かしています。同社は決済・認証機関としてブラジル中央銀行の認可を受け、ブラジルの即時決済プラットフォームであるPixの直接参加者、オープンファイナンスの決済サービス事業者です。

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2017509/Chat_gpt_V3.jpg?p=medium600