PEZY Computing は、次世代スーパーコンピューター プロセッサのDie-to-Dieインターコネクトの モニタリングのために proteanTecs を採用しました。

*このパートナーシップは、日本のハイパフォーマンス・コンピューティング産業と世界の2.5Dおよび3D先端パッケージング・エコシステムをサポートするというproteanTecsの提言をさらに強固なものにしています。

【ハイファ(イスラエル)2022年12月21日PR Newswire】高度なエレクトロニクス向けのディープ データ分析のグローバル リーダーである proteanTecs は、PEZY Computing がインターフェイス検証、品質保証、および信頼性監視のために、同社の 2.5D インターコネクト モニタリングソリューションを選択したことを発表しました。日本の高度なスーパーコンピュータープロセッサ半導体メーカーである PEZY は、proteanTecs のソリューションを使用して、次世代プロセッサのDie to Die (D2D) 接続のモニタリングを実現します。

PEZY Computing selects proteanTecs’ die-to-die interconnect monitoring solution for their next-generation supercomputer processors.
PEZY Computing selects proteanTecs’ die-to-die interconnect monitoring solution for their next-generation supercomputer processors.

ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)アプリケーションは、異種デバイスを集積し、高性能化する技術である「More than Moore 」(モア・ザン・ムーア)時代に対応するため、半導体業界にチップレットアーキテクチャーや高度なパッケージングの採用を促す主要な推進力になっています。しかし異種デバイスの集積には 多くの潜在的な問題点があり、それを可視化する方法は限られています。そして、最も弱いリンクが全システムに障害を引き起こす危険性があります。

この新たな業界のニーズに対応するため、特性評価とその確認作業や組み立て/テストだけではなく、最終製品に組み込まれた後での運用に至るまで、proteanTecs の高解像度インターコネクト モニタリングソリューションは、あらゆる段階でのステータスを可視化することができます。市場をリードするこの特許取得済みのソリューションは、詳細な結果が得にくいテストや合否判定に依存する従来のアプローチとは異なり、テスト時およびミッションモード時(デバイスが最終製品に組み込まれ、通常オペレーション状態)に、レーンとピンを100%カバーするパラメトリックレーングレーディングを実現します。

PEZY Computingのプロセッサエンジニアリング担当部長である石井敬氏は次のように述べました。「proteanTecsのソリューションは比類のない可視化可能なソリューションによって、プロセッサの性能や品質を高くすることができます。彼らのディープデータはシステムの立ち上げ、特性評価とテストを迅速に行うだけでなく、フィールドでこの技術を活用できるエンドカスタマにもメリットをもたらします。アップタイムが重要なHPCやスーパーコンピューティングの環境では、このソリューションはパフォーマンス モニタリングと障害発生までの時間予測を可能にする画期的なものになります。」

proteanTecsのCROであるKeith Morton氏は「PEZYの革新的なスーパーコンピューター用プロセッサはハイパフォーマンス・コンピューティングの最先端に位置し、世界最高水準のエネルギー効率を達成する。スーパーコンピューター業界における実績あるリーダーとして、われわれはPEZYが当社の顧客リストに加わることを歓迎します。」と述べました。

PEZYは、Global Unichip Corporation(GUC)のHigh Bandwidth Memory Gen 3(HBM3)PHYを使用しています。これはproteanTecsのD2Dインターコネクト監視技術を統合したシリコン実証済みソリューションになります。

PEZY Computingについて

PEZY Computingは、最先端のスーパーコンピューターチップを製造するファブレス半導体メーカーです。独自のメニーコアプロセッサー技術により、PEZYの先進的なプロセッサはスーパーコンピューティングシステムが最高の演算性能と世界最高水準のエネルギー効率を達成することを可能にします。栄誉あるTOP500とGREEN500リストに掲載されたPEZYの革新的なソリューションは、世界最速かつ最も正確なヒトゲノム解析など、社会にプラスの影響を与える新しいアプリケーションを実現します。同社は2010年に設立され、東京に本社を構えています。より詳しい情報はwww.pezy.co.jp/en/ を参照ください。

proteanTecsについて 

proteanTecs は、最先端エレクトロニクスをモニタリングするためのディープデータ分析を提供するリーディングカンパニーです。 データセンター、自動車、通信、モバイル市場のグローバル リーダーから信頼されている同社は、生産からフィールドまで、システムの健全性とパフォーマンスのモニタリングを提供しています。 オンチップ モニターによって作成された新しいデータに機械学習を適用することにより、同社の詳細なデータ分析プラットフォームは比類のない可視性とActionable Insight(取るべき行動が明確になるように将来について十分な洞察を与える情報)を提供し、新しいレベルの品質と信頼性をもたらします。 2017 年に設立され、世界をリードする投資家の支援を受けている同社は、イスラエルに本社を置き、米国、インド、台湾にオフィスを構えています。 詳細については、www.proteanTecs.com を参照ください。

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1970594/Press_Image___PEZY_Computing.jpg?p=medium600 

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