Omdia:業界を牽引するチャットボット・プレーヤーは存在しない

【ロンドン2022年10月11日PR Newswire】世界で最も収益性の高いAIビジネスであるチャットボット/仮想デジタルアシスタント(VDA)は、今後も強固で多様なベンダーのエコシステムが従事する市場であり続ける。Omdia(https://omdia.tech.informa.com/topic-pages/artificial-intelligence?utm_source=media&utm_medium=pressrelease&utm_campaign=AImarketmaturity )の新リポートは、幅広いベンダーの評価や従来のテクノロジー市場の傾向とは対照的に、Chatbot/VDAソリューションは少数の大手ベンダーに支配されそうにないと示唆している。


Omdiaの首席アナリストであるMark Beccue氏(https://omdia.tech.informa.com/authors/mark-beccue?utm_source=pr&utm_medium=pressrelease&utm_campaign=chatbotsvirtualdigassistant )は次のように述べた。「チャットボットソリューションの市場が強固なことについては、幾つかの理由がある。1つめは、プロの開発者によるDo It Yourself(DIY)ツールやノーコードSaaSからオーダーメードのエンドツーエンドソリューションに至るまで、幅広い複雑性に対応するソリューションへの市場の需要が持続していることによる。2つめは、技術の進化、特にオープンソースの大規模言語モデル(LLM)から手頃な価格のNLUやトレーニングが台頭する可能性によって、新しい市場ディスラプターが出現すること、3つめは、CXとワークフロー自動化の幅広い市場ドライバーによって、対処可能な市場の全体規模が非常に大きく複雑になっていることである。この市場機会は飽和状態やコモディティ化には程遠く、さまざまなベンダーに向け、成功・繁栄するための門戸が開かれている」

Omdiaは、ますます高度化するチャットボットの役割への需要、エコシステムにおけるBPOやSIの重要性の高まり、メッセージングチャンネルの正当性など、チャットボット/VDAの軌道を形成する他の市場動向について言及している。「Chatbots & Virtual Digital Assistants 2022: Market Trajectory, Forecasts(2022年チャットボットと仮想デジタルアシスタント:市場の軌道と予測)」(https://omdia.tech.informa.com/OM023875/Chatbots-amp-Virtual-Digital-Assistants-2022-Market-Trajectory-Forecasts?utm_source=pr&utm_medium=pressrelease&utm_campaign=chatbotsvirtualdigassistant )は、こうした全ての課題などについて考察する。このリポートは、主な推進要因と課題、市場動向、多数を占めるユースケース、キープレイヤーは誰か、なぜキープレイヤーなのか、彼らは市場で何を見ているのかを明らかにすることで、急速に変化する企業向けChatbot/VDA市場の状況について読者が理解しやすくなる。同リポートは、2026年までのChatbot/VDAの支出額の予測を、業種別・地域別の分析とともに提供している。

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写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1911373/Enterprise_chatbot_VDA_spend__world_markets.jpg?p=medium600